MS、Xbox 360向け映像配信「Zune ビデオ」を今秋開始

-Kinectで「Xbox、プレイ」の音声操作で1080p再生


Kinect

 マイクロソフトは、Xbox 360向けの映像配信サービス「Zune ビデオ」を2010年秋にスタートする。

 Zuneビデオは、box 360用のネットワークサービス「Xbox Live」における動画配信サービスとして世界18カ国で既に展開されていたが、今秋に日本でもスタートする。日本におけるコンテンツ提供企業は、バンダイチャンネル、NBC Universal、Paramount Pictures。コンテンツは、「最新作を含む映画作品やアニメ作品が多くなる予定」としている。

 11月20日に発売されるジェスチャーコントローラー「Kinect」(キネクト)の利用時には、ボイスコマンドによる操作に対応。「Xbox、プレイ」と言うと1080pのフルHD/5.1chサラウンド音声の映画ストリーミング再生を開始するという。

 Kinect関連製品は11月20日に発売。既存のXbox 360ユーザー向けには、Kinectセンサーとゲームソフト「Kinect アドベンチャー」をセットにした「Xbox 360 Kinectセンサー」を発売。価格は14,800円。

 さらに、4GBメモリ内蔵の「Xbox 360 4GB(9月9日発売/19,800円)」にKinectセンサー/ソフトを加えた「Xbox 360 4GB + Kinect」を29,800円で発売するほか、250GB HDD搭載Xbox 360とKinectのセット「Xbox 360 250GB+Kinect(スペシャルエディション)」も初回生産限定で39,800円で発売する。

Xbox 360 4GB + KinectXbox 360 250GB+Kinect(スペシャルエディション)
Xbox 360とKinect

 KinectとZune ビデオの開始にあわせて、家族でXbox LIVEサービスを楽しむための「Xbox LIVE ゴールド ファミリーパック」も2010年末より提供。価格は9,249円。

 Xbox LIVEゴールド(12カ月)相当の機能を最大4人で利用できるサービスで、新搭載のファミリーセンターで家族のアカウント管理が可能。メインアカウントで、マイクロソフトポイントを家族のアカウントごとに分配できるほか、家族全員のゲームやコンテンツの利用状況が確認できる。親がCERO年齢区分を使ってゲームへのアクセス制限を設定したり、プレイ許可のゲームを決めることも可能となる。



(2010年 9月 8日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]