ラックスマン、28年振りの新レコードプレーヤー

-ベルトドライブ方式の「PD-171」


PD-171

 ラックスマンは、ベルトドライブ方式のレコードプレーヤー「PD-171」を4月より発売する。価格は414,750円。

 1983年の「PD-350」以来、同社で28年振りとなるアナログディスクプレーヤーの新製品。オーディオアンプのノウハウを取り入れてた大出力発振回路と高トルクのACシンクロナスモーターの組み合わせにより、高慣性(約0.7t・cm)の重量級ターンテーブルを回転させるベルトドライブ方式を採用。ターンテーブルはアルミ削り出しで重量は5kg。

 回転数は33.3/45rpmの切り替え式で±4%の回転数調整が可能。32bitマイコンによる高精度クロック制御ジェネレーターを搭載する。カートリッジ交換が容易なユニバーサルスタティックバランストーンアームを採用。カートリッジ出力はDIN→RCAタイプのOFCフォノケーブルを付属し、LUXMANロゴ入りのマグネシウム合金製ヘッドシェルが付属する。

 極厚アルミトップシャーシとウッドパネルの調和させた筐体デザインを採用。「伝統的なメディアに収められた音楽情報をラックスマンによる最新の技術によって引き出したい」という製品コンセプトを表しているとする。大口径のインシュレーターも装備する。

 消費電力は38W。外形寸法は465×390×140mm(幅×奥行き×高さ)、重量は23kg。電源ケーブル(JPA-10000)やダストカバーが付属する。カートリッジは別売。


重量級のターンテーブルを採用ベルトドライブ方式を採用背面

(2011年 3月 11日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]