TOKYO FMなど38局、ラジオ1,500台を被災地に提供

-バッファローはiPhone用ワンセグチューナ1,300台


 TOKYO FM系列の38局からなる全国FM放送協議会(JFN)は18日、東北地方太平洋沖地震の被災地に対し、1,500台のラジオ受信機を提供すると発表した。

 また、バッファローは、支援物資として同社製のiPhone/iPad/iPod touch用ワンセグチューナ「ちょいテレi」(DH-ONE/IP)を配布することを決定した。



■ 全国FM放送協議会

 JFNは、全国的に品切れ状態になっているラジオ受信機について、パナソニックからの提供を受けて配布。パナソニックがマレーシアとインドネシアから手配したという。被災地のうち、宮城県、福島県、岩手県に各500台、19日より発送する。

 なお、TOKYO FMは、11日の震災発生直後から18日の午前6時まで、CMと提供クレジットを完全休止した特番体制を編制。今後も、震災に関する最新情報や、原発の動向、被災地からの安否情報、応援メッセージなどを中心とした編成を継続するとともに、音楽による癒しを提供するとしている。



■ バッファロー

ちょいテレi(DH-ONE/IP)

 バッファローは、「被災地における情報不足の解消」を目的に、今回の支援を決定。iPhone/iPad/iPod touchでテレビの視聴ができるワンセグチューナ「ちょいテレi」を無償配布する。

 提供する1,300台のうち、300台については同社の「震災被災地支援チーム」により3月19日より輸送/配布。残り1,000台については、支援物資として、管轄する地方自治体に申請しているという。



(2011年 3月 18日)

[AV Watch編集部 中林暁]