LG、超解像搭載/省エネ化した23型液晶ディスプレイ

　LGエレクトロニクス・ジャパンは、フルHD液晶ディスプレイ「E51VR」シリーズ2モデルを8月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は23型「E2351VR-BN」が19,800円前後、21.5型「E2251VR-BN」が16,800円前後。

　いずれも1,920×1,080ドットのパネルを搭載する液晶ディスプレイで、画面サイズ以外の仕様は両機種ほぼ共通。超解像技術を搭載し、入力画像を高精細に表示可能。効果をノーマル/弱/中/強から選べる。シュートコントロール技術により、超解像処理時の白浮きを抑えた自然な解像感を実現するという。

　バックライトはLEDで、輝度は250cd/m²、コントラスト比は1,000:1(DFC ON時は500万:1)、視野角は上下160度/左右170度、応答速度は5ms(G to G)。入力はHDMIとHDCP対応DVI-D、アナログRGB(D-Sub 15ピン)を装備する。

　液晶パネルの開口率向上により、輝度の低下を抑えつつ消費電力を抑える「SUPER Energy Saving」機能を搭載。23型の場合、CCFLバックライトの従来モデル「W2340V」に比べ約43%の節電が可能としている。累積の節電量や、CO2削減量をOSDで確認することもできる。

　付属のユーティリティソフトをインストールすることで、OSDメニュー上からデュアルモニタなどの設定を行なうことも可能(D-Sub/DVI-D入力時のみ)。

　上15度、下5度のチルト機構を搭載。75mmピッチのVESAマウントにも対応する。消費電力は23型が30W、21.5型が26Wで、待機時はいずれも0.5W以下。スタンドを含めた外形寸法と重量は、23型が549.2×186.4×413.8mm(幅×奥行き×高さ)、2.7kg、21.5型が517.5×186.4×395.9mm(同)、2.5kg。