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HIFIMAN、63800円のスタジオヘッドフォン。ドイツ劇場にインスパイア

「AUDIVINA LE」

HIFIMAN JAPANは、ドイツにあるバイロイト祝祭劇場の音響設計にインスパイアされたというスタジオヘッドフォン「AUDIVINA LE」と、第2世代のネオスーパーナノ振動板を採用した平面駆動型ヘッドフォン「Editon XV」を、9月26日に発売する。価格はどちらも63,800円。

AUDIVINA LE

バイロイト祝祭劇場の音響設計にインスパイアされたレゾナンス・チャンバー(音響空間)を採用したモデル。多段階の音響減衰効果により「リスナ一は小さく閉じた空間の中で、広くて緻密な音場を体験することができる」ほか、音がチャンバー内を回ることで、同価格帯の製品とは比較にならないほど広い音場空間を作り出すとしている。

特殊形状のステルスマグネット技術も採用。特殊形状を採用したことで、従来のマグネットとは異なり、音波がマグネットを通過する際に干渉しないという。

筐体には回転式ヒンジを導入することで20~30gの軽量化を実現した。これにより着用時の快適性も高めている。

再生周波数帯域は5Hz~55kHz、感度は96dB、インピーダンスは20Ω。重さは449g。

EDITION XV

「EDITION XV」

初代モデルから60%薄くなった、第2世代のネオスーパーナノ振動板を採用したモデル。レアアースを含まない永久磁石と最適な設計を組み合わせており、レアアースを使った永久磁石と同等、またはそれに近い感度を実現したという。

こちらも筐体に回転式ヒンジを採用することで20~30gの軽量化を実現した。これにより着用時の快適性も高めている。

再生周波数帯域は8Hz~50kHz、感度は92dB、インピーダンスは12Ω、重さは452g。