動画配信の「Hulu」が'11年内に日本国内サービス開始
-TV、携帯、タブレットなどから自由に視聴
Huluの日本語サイトで、日本参入を伝えている |
米国のオンライン映像配信サービス「Hulu」は、日本で年内にサービスを開始することを明らかにした。
Huluは米国内で展開している映像配信サービスで、無料でも人気ドラマの一部が視聴できるほか、有料(月額7.99ドル)のHulu Plusでは、最新映画やテレビドラマなどを720pのHD解像度で楽しめる。また、PCやスマートフォン、タブレット、PlayStation 3/Xbox 360などのゲームコンソール、テレビ、STBなどの多くの機器がHuluに対応しており、Hulu Plus加入者はさまざまなプラットフォームでHuluのビデオを視聴できる。
日本でのサービス詳細は後日案内するとしているが、「テレビやパソコン、携帯電話、タブレット端末などで、人気のハリウッド映画や海外ドラマの豊富なラインナップをいつでもどこでも、月額固定料金で楽しめる」とする。
今回、Huluとしては初のアメリカ国外進出となる。Huluでは、日本の視聴者はプレミアム動画コンテンツへの関心が高く、世界へ通用するテレビ番組や映画を生み出していること、また、日本においてハリウッド映画や海外ドラマ分野で未開拓の市場ニーズがあることなどに言及。ブロードバンドの普及率の高さや、スマートフォン、インターネットの浸透率、高い消費意欲など、Huluのサービス提供に適した環境であることから、市場参入を決定したという。すでに東京にオフィスをオープンし最終調整を行なっているという。
(2011年 8月 11日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]