RIAJ、2011年8月のレコード生産実績を発表

-シングルCDが前年同月比142%


 日本レコード協会(RIAJ)は21日、2011年8月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比102%の2,099万9,000枚・巻、金額が同87%の189億5,900万円で、数量は前年同月とほぼ同水準となったが、金額が前年に比べて10%程度下回った。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比142%の863万8,000枚、12cm CDアルバムは同83%の879万枚、アナログディスクが4,000枚(同49%)、カセットテープは13万8,000巻(同53%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比114%の2万5,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比93%の331万7,000枚。

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計8,63849%
142%4,77730%113%
12㎝ CDアルバム計8,79050%
83%11,172
69%89%
アナログディスク計40%
49%9
0%73%
カセットテープ計1381%
53%114
1%66%
その他250%
114%45
0%139%
合計17,595100%104%16,117
100%94%

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD3,31797%93%2,549
90%60%
テープ・その他88
3%63%293
10%75%
合計3,405
100%92%2,842
100%61%


(2011年 9月 22日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]