東芝、「REGZA ZP3」販売店で福山雅治のライブ3D映像

-9日から量販店で上映。ツアーの5曲を初の3D公開


福山雅治のライブ映像を3Dで上映

 東芝は、液晶テレビ「REGZA ZP3シリーズ」の発売に合わせて、11月9日より順次、同製品を展示する家電販売店の東芝REGZAコーナーにおいて福山雅治のコンサートツアーを収めたオリジナル3D映像を上映する。

 REGZAシリーズのCMキャラクターを務める福山雅治は、自身最大規模となるコンサートツアー「FUKUYAMA MASAHARU WE'RE BROS.TOUR 2011 THE LIVE BANG!! 」を開催している。

 上映されるコンテンツは、7月27日、28日に行なわれた大阪城ホール公演の中から、REGZAシリーズのCMに使われた5曲、「想 -new love new world-」、「はつ恋」、「少年」、「最愛」、「心color~a song for the wonderful year~」を3D映像で収録したもの。福山雅治の3D映像コンテンツ公開は初の試みだという。

 なお、上映される3Dコンテンツは、家電販売店の東芝REGZAコーナーのみでの視聴を目的としており、商品化の予定は無いとしている。

 「ZP3シリーズ」は偏光3Dの「シアターグラス3D」に対応した液晶テレビで、42/37型をラインナップ。ZP2シリーズからの強化点としてジャギーを抑制する処理を導入。また、3D映像のエッジの鮮鋭化などを行なう3D超解像技術を搭載している。USB HDDへの録画は新たにAVCの長時間モードも用意。DLNA/DTCP-IPサーバー機能も備える。

 なお、9月の製品発表時に未定としていた消費電力と年間消費電力が確定。42型「42ZP3」は消費電力が170W(リモコン待機時0.12W)、年間消費電力量が113kWh/年。重量は16.5kg。37型「37ZP3」は、消費電力が144W(同0.12W)、年間消費電力量93kWh/年、重量12.5kg。

映像や音声にも福山のこだわりが反映されており、ギターを片手に熱唱する姿や観客の様子、ステージ上の演出など、コンサートの臨場感を楽しめる内容になっているという。


(2011年 11月 8日)

[AV Watch編集部 中林暁]