ドコモ、「REGZA Phone T-01D」を11月18日発売

-BDレコーダの録画番組を視聴。新サービスも


REGZA Phone T-01D
 ドコモは、Androidスマートフォン「REGZA Phone T-01D」の発売日を11月18日に決定した。全国一斉発売となる。予約は11月11日より、全国のドコモショップで受け付ける。

 また、「T-01D」の発売に合わせ、「dメニュー」や「dマーケット」などのスマートフォン向けサービスの提供を開始する。

 「T-01D」は、4.3型、720×1,280ドットのTFT液晶を備えた富士通東芝製のスマートフォン。「レグザリンク・シェア」に対応するのが特徴で、液晶テレビのREGZAや、BDレコーダのREGZAブルーレイと連携可能。録画した番組をT-01Dで視聴したり、レコーダで受信した放送中の番組を転送し、T-01Dで視聴するといった事が可能。録画番組をT-01Dに転送し、屋外で再生する事もできる。

 ワンセグ、FeliCa、赤外線通信に対応し、防水機能も装備。ディスプレイの高画質化には、液晶テレビREGZAの技術をベースに、スマートフォンに最適化した高画質化技術「モバイルレグザエンジン5.0」を搭載。音声面では、高音質エンジン「ドルビーモバイルv3」を搭載。臨場感のあるサラウンド再生もできるという。

 CPUはデュアルコアの「OMAP4430」1.2GHzを搭載。デジタルカメラは1,310万画素で、裏面照射型CMOSの「Exmor R for Mobile」を採用。フルHDの動画撮影にも対応。富士通製の高性能画像処理エンジン「Milbeaut Mobile」を採用する。

 カラーはDark Green、Black、Bordeaux。外形寸法は約129×64×8.8mm(縦×横×厚さ)。重量は約129g。IPX5/8の防水機能、IP5Xの防塵機能も備えている。3Gの連続待受時間は約430時間。




■新サービスも開始

 「dメニュー」は、ドコモがスマートフォン向けに新たに提供するポータルサイト。iモードと同様の課金・認証の仕組みをスマートフォンにも導入するもので、コンテンツプロバイダが提供する様々なコンテンツや、「iチャネル」、「ドコモ地図ナビ」といったドコモのサービスを簡単に探せるのも特徴。

 価格はコンテンツごとに異なる。メニューリスト掲載サイト数は約3,400サイト(コンテンツプロバイダ約500社)。

dメニューの概要dマーケットのトップページ

 「dマーケット」は、ドコモ直営のコンテンツマーケット。「VIDEOストア」、「BOOKストア」、「MUSICストア」のコンテンツストアと、Androidマーケットのアプリを紹介する「アプリ&レビュー」を用意している。

 「dマーケット VIDEOストア Powered by BeeTV」は、国内外の映画、ドラマ、アニメ、音楽などのコンテンツを定額で提供。既に提供されているBeeTVのコンテンツも、全て見放題となる。コンテンツ数は約5,000タイトルで、利用料金は月額525円。

 「BOOKストア」、「MUSICストア」では、ドコモポイントを利用してコンテンツと交換することも可能。


(2011年 11月 10日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]