ニュース

SHANLING、“トライブリッド”構成でフラッグシップに迫るイヤフォン

「Regal」(Gold)

MUSINは、SHANLINGより、合計8基のドライバーを搭載し、フラッグシップクラスに迫る内部構成を採用したという“トライブリッド”イヤフォン「Regal」を、9月19日に発売する。カラーはGoldとGreenで、価格は99,495円。12日より予約を受け付けている。

「フラッグシップクラスに匹敵する、より歪のない滑らかなフルレンジリスニングによる新たなオーディオ体験をユーザーに伝えるために誕生した」という有線イヤフォン。

対向配置の10mm径ダイナミックドライバー×2基、カスタマイズBA(バランスド・アーマチュア)ドライバー×4基、マイクロプラナードライバー×2基を搭載した。この合計8ドライバーが低域、中域、高域のトライブリッド3ウェイデザインを確立し、内部構造を緻密に制御することで「揺らぎのないナチュラルなクロスオーバーを実現した」という。

対向配置型デュアル10mmLCPダイナミックドライバー

ダイナミックドライバーは大型LCP(液晶ポリマー)コンポジット振動板を採用することで、より優れた周波数特性と「リラックスしたナチュラルサウンド」を実現。ムービングコイルユニット対向配置の磁界と干渉の課題をクリアし、余剰エネルギーの漏れを効果的に低減。低域性能を高め、中高域への干渉を抑制することで、純度の高い低域を実現した。

カスタマイズされたクワッドBAドライバー

中域には、専任エンジニアが最適化したカスタムBAドライバーを搭載。「瑞々しいボーカルと、より豊かで繊細な中域再生を実現している」とする。

デュアルマイクロプラナードライバー

高域は2基のマイクロプラナーユニットが担当。軽量で高い剛性を誇る平面振動板により、振動板の面積がより大きく高周波の広がりに優れているという。また、他のドライバーユニットと比べて、平行に配置された磁場を採用したため、分割振動による影響が少なく、線形性が向上。

これにより「トランジェントレスポンスがより良好で、歪みが少なく分離性にも優れた、ナチュラルで透明感のある高域を実現」した。

イヤフォンにはチューニングスイッチをデュアルで搭載。楽曲やジャンルにあわせてスイッチを切り替えることで、最大4種類のサウンドモードを自由に切り替えられる。

  • バランスモード(1/2:オフ) バランスが良く、オールマイティなサウンド
  • ビューティフルモード(1/2:オン) 広大な音場で、クリアで見通しの良いサウンド
  • ボーカルモード(1:オフ/2:オン) ボーカルが力強く、滑らかな中高域
  • アンビエントモード(1:オン/2:オフ) 豊かな低域で、臨場感をプラス

再生周波数帯域は20Hz~40kHz、インピーダンスは16Ω@1kHz、感度は116±3dB@1kHz。

付属ケーブル
プラグは交換式

厳選した18芯線の銀メッキ銅線材を採用した、Litz撚り構造の8芯ケーブルが付属する。外部からのノイズ干渉を効果的に軽減し、伝送損失を最小限に抑えることで解像度にも優れた、クリアでバランスの取れたサウンドを実現している。

プラグは3.5mmシングルエンド/4.4mmバランスプラグの交換式で、さまざまな出力デバイスに対応。イヤフォン側コネクタは、2pin/0.78mm仕様で、リケーブルにも対応する。

付属品一式
「Regal」(Gold)
「Regal」(Green)