シャープ、実売28万円の60型液晶TV AQUOS

-「LC-60B5」。USB HDD録画に対応


シャープは、液晶テレビAQUOSの新モデルとして、

 シャープは、液晶テレビAQUOSの新モデルとして、スタンダードな60型「LC-60B5」を12月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は28万円前後。

 1,920×1,080ドットのUV2A液晶パネルとLEDバックライトを搭載した60型モデル。USB端子を備え、別途外付けのUSB HDDを接続することで、番組録画にも対応する。テレビコントラストは200万:1。チューナは地上/BS/110度CSデジタルを各1基搭載。地上アナログチューナも1基搭載する。

 「AQUOS高画質マスターエンジン」を搭載。動画のぼやけや、24コマ/秒の映画などをなめらかに表示するという「AQUOS高画質Wクリア倍速」、シーンに応じて自動的にコントラストや色を調整し、ノイズや色のにじみを低減する「高画質アクティブコンディショナー」、映像を分析し、液晶とLEDバックライトの両方を高精度に制御することで、コントラストを向上させ、、映像信号を拡張処理して階調表現を高める「なめらか高画質」機能を組み合わせている。

 テレビ周囲の明るさや、映像ソース、ジャンルを判別。さらに、あらかじめ設定したユーザー好みの画質を反映させる「好画質センサー」も利用可能。

 EPGを備え、ジャンルやキーワードで番組を検索可能。事前に検索条件を登録する事で、番組を自動検索し、ヒットしたものをEPG上で色分け表示する機能も備えている。オススメ番組を知らせる機能、番組開始直前に通知する機能も利用できる。「常連番組」ボタンを押すと、よく観る番組やジャンルをテレビがリスト表示してくれる。

 ネットワークにも対応。Yahoo! JAPAN for AQUOS、アクトビラ、ひかりTVに対応。DLNAプレーヤー機能も備えており、DLNAサーバーに蓄積されたコンテンツなどを再生できる。別売の無線LANアダプタも接続可能。

 節電機能として、周囲の明るさに応じてバックライトの輝度を自動調整する「明るさセンサー」や、明るさを控えめにして消費電力を約15%抑制できる「セーブモード」、部屋の照明が消えると、テレビの電源が自動的にオフになる「照明オフ連動」、無信号電源オフ、無操作電源オフ機能も備えている。

 消費電力は約170W。待機時消費電力は0.1W。年間消費電力量は149kWh/年。HDMI入力は3系統装備。そのほかの入力は、D5、コンポジット、アナログRGB(D-Sub 15ピン)を各1系統。出力はアナログ音声、光デジタル音声、PC用ステレオミニ、イヤフォン出力を各1系統備える。

 スピーカー部とスタンド部を含めた外形寸法は、138.3×34.4×87.3cm(幅×奥行き×高さ)。重量は約32kg。


(2011年 11月 18日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]