ソニー、米欧でGoogle TV対応Blu-rayプレーヤーを発売

-リモコンにQWERTYキー搭載、ネットをTVで快適操作


 ソニーは、北米/欧州向けの「Google TV」対応製品として、Blu-ray Discプレーヤー「NSZ-GP9」と、ネットワークメディアプレーヤーの「NSZ-GS7」を発表。各地域で2012年初夏より順次発売する。

BDプレーヤーのNSZ-GP9ネットワークメディアプレーヤーのNSZ-GS7

 両機種とも、Google TVプラットフォームに対応したことが大きな特徴。接続したテレビで、STBからのテレビ番組や家庭内にあるコンテンツ、インターネット上のコンテンツをシームレスに切り替えて楽しめる。付属リモコンには、ネットサービス向けにタッチパッドやバックライト付きQWERTYキーボード、音声認識用のマイク、ゲーム用の3軸モーションセンサーも搭載。さらに、これらの製品に接続したテレビやSTB、AVアンプなどをNSZ-GS7/GP9のリモコンで制御できる。

付属リモコン。表側に基本ボタンやタッチパッドを、裏にQWERTYキーボードを備える

 独自技術を活用したモバイル端末向けアプリにより、Sony TabletやXperiaなどのAndroid搭載端末、iPad/iPhoneなどの機器との連携を強化。「Media Remote」アプリにより、モバイル機器で閲覧しているWebサイトをテレビに表示(Throw)したり、テレビに表示しているWebサイトをモバイル機器に取り込むことができる。また、「TrackID」で、テレビ放送番組や、インターネットコンテンツ、(NSZ-GP9の)Blu-ray Discなどで流れている音楽の関連情報を手元のモバイル機器や、テレビ画面上で検索できる。

 液晶テレビBRAVIAとの連携も強化。2012年に発売する上位機種では、ホーム画面上にNSZ-GS7/GP9に対応したアイコンを表示。Androidマーケットやアプリなどを直接選択できる。また、BRAVIAのリモコンで基本操作も可能(対応モデルは地域によって異なる)。

 「NSZ-GP9」は、Blu-ray 3Dに対応し、音声やジェスチャーでの操作も行なえるBDプレーヤー。ネットワークプレーヤーの「NSZ-GS7」は、接続したテレビで番組を視聴しながら、Webブラウザやアプリを子画面で表示することも可能。両機種とも、ネットワークサービスのNetflixやPandra、YouTube、HBO Goなどが利用できる。



(2012年 1月 10日)

[AV Watch編集部 中林暁]