SPECとAcoustic Revive、カー用スピーカーケーブル


 関口機械販売(Acoustic Revive)とスペックは、新ブランド「SPEC + Acoustic Revive」の第1弾として、スピーカーケーブル「RSC-7000 SP」を1月20日より発売開始した。価格は1mあたり6,300円。

 RSC-7000 SPはAcoustic ReviveのハイコストパフォーマンスケーブルSPC-REFERENCE でも採用された「エアーインシュレーション」とPCOCC-Aをベースに、カーオーディオ用に最適化したスピーカーケーブル。

 導体はPCOCC-Aで、ダミーチューブによるエアーインシュレーションを採用することで、振動の影響を抑制。また一般的にカーオーディオケーブルの多くはノンシールドとなっているが、RSC-7000 SPは100%のシールド率の銅箔を採用。外来ノイズとエンジンからの電磁波をシャットアウトする。

 外装シースには天然鉱石のトルマリンを含浸。ケーブル自体の帯電を防止し、信号伝送を劣化させないとする。絶縁材もポリエチレンで、導通特性を改善。これらによりS/Nの高いカーサウンドを実現するという。最大導体抵抗は10Ω/km、導体断面積1.78sq、導体集合径2.0mm、AWG 15相当。

 「SPEC + Acoustic Revive」ブランドの商品は、関口機械販売が製造、スペックが販売を担当。今後も両社の共同企画による商品を開発、発売していくという。


(2012年 1月 23日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]