「ヤマト 2199 第二章」の劇場先行BD販売が通販に変更

-特典映像に不備。劇場鑑賞者に通販方法を案内


 バンダイビジュアルは、6月30日~7月13日の間に実施される「宇宙戦艦ヤマト 2199 第二章」のイベント上映について、上映劇場における、第2巻劇場限定版Blu-rayの販売を中止すると発表した。映像特典の一部に不備が見つかったため。なお、劇場での販売を中止する代わりに、劇場で作品を鑑賞し、購入を希望する人に向けて通販を実施する。

 「宇宙戦艦ヤマト 2199」では、一般向けのBD/DVD発売に先駆け、劇場でのイベント上映を実施。その劇場で、劇場限定版のBDを先行販売するシステムになっている。第2巻も同様に、BD/DVD一般販売は7月27日の予定だが、それに先駆けて6月30日から2週間限定でイベント上映を行ない、その劇場で第2巻の劇場限定版BDを販売する予定だった。

 しかし、収録されている映像特典の一部に不備が見つかったため、劇場での販売を中止。ネットでの通販に切り替える。ただし、イベント上映を鑑賞した人を対象とした通販となる。

 具体的には各劇場において、購入希望者には、座席指定券、もしくは入場後の半券を確認した上で「購入ご案内用紙」が渡される。この紙に記載されているURLにアクセスすると、劇場限定版BD(9,000円)の注文が可能。注文には紙に記載されたシリアルナンバーも必要。注文受付期間は6月30日8時~7月17日23時59分まで。商品の発送は、7月12日より順次実施予定。劇場限定版は数量限定であるため、無くなり次第、「購入ご案内用紙」の配布も終了となる。

 なお、座席指定券、もしくは半券の有効期間は、各劇場が発表している劇場限定版BDの販売方法に準じる。通販は商品代引きで、代引き手数料や送料はバンダイビジュアルが負担するという。販売についての詳細は、公式サイトでアナウンスされている。

 第2巻は第3話~第6話を収録。通常版の価格は、BD版(BCXA-0486)が8,190円、DVD版(BCBA-4317)が7,140円。9,000円の劇場限定版には、絵コンテ集が付属する。

9,000円の劇場限定版には絵コンテ集(右)が付属する

 '74年に放送されたテレビアニメシリーズ第1作をベースにした新作アニメで、新たなスタッフが制作しているのが特徴。総監督は出渕裕、キャラクターデザインは結城信輝、音楽は宮川泰の実子、宮川彬良。オープニングの絵コンテは庵野秀明が担当している。

 火星軌道から木星圏へワープシステムのテストする宇宙戦艦ヤマト。エンジントラブルに見舞われたヤマトは木星に浮遊する謎の大陸に着地し修理を行なうが、ガミラスの襲撃を受けてしまう。苦戦する中、遂に沖田は新兵器・波動砲の使用を決意する! (第3話「木星圏脱出」)

 国連宇宙軍の救難信号を受信したヤマトは土星の衛星エンケラドゥスへ降下し、救難活動を行なうことを決める。しかしガミラス偵察揚陸艦の強襲を受けてしまった。 戦いの中、古代はエンケラドゥスの氷原で凍結した難破艦を発見。衝撃の事実を知る。(第4話「氷原の墓標」)

(c)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会(c)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会(c)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会

 地球を壊滅させた遊星爆弾の発射基地がある冥王星。沖田はこの基地を叩く決意をし攻撃を開始。ヤマトは航空隊との連携した作戦を立案するが、逆に反射衛星砲からのロングレンジ攻撃を受け損傷してしまう。コントロールを失ったヤマトは冥王星の海へと降下するが……。(第5話「死角なき罠」)

 冥王星の海に沈むヤマト。敵基地探索を続けるヤマト航空隊。古代は冥王星を彩るオーロラの中から敵機が出現する事に気づく。反射衛星砲の攻撃をかいくぐり、いま、ヤマトの反撃が始まる! (第6話「冥王の落日」)

Amazonで購入
BD版
宇宙戦艦ヤマト2199
第2巻
DVD版
宇宙戦艦ヤマト2199
第2巻
BD版
宇宙戦艦ヤマト2199
第1巻

(2012年 6月 28日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]