リン、DSリリーズの最新ソフトウェア「Davaar 7」


KLIMAX DSM

 リンジャパンは、ネットワークオーディオプレーヤー「DSシリーズ」用のシステムソフトウェア「Davaar 7(ダヴァー7)」をリリースした。

 新たに、DSMシリーズ、DS-Iシリーズで、ボリューム機能のON/OFFに対応し、プリ出力を固定出力設定可能とした。これにより、DSMを単体プリアンプに接続する際、ボリュームコントロール機能を無効化できる。その他にも多くの機能追加、不具合修正などが行なわれている。主な更新内容は以下のとおり。

  • オーディオチェック機能:LAN接続の無い状態で、テスト音楽を再生。左右チャンネルなどの接続チェックが可能
  • HDMI:DSMとAVアンプHDMI接続時の「AV Latency」調整幅を100msから500msに拡大
  • ヘッドフォン出力:左右バランスセッティングをバイパス
  • Majik DSM:スリープ/スタンバイ時の、メイン基板への給電停止による消費電力低減(HDMIには給電し、パススルー対応)
  • Konfig:インストール時、PC上の.Net Framework4チェック機能を追加
  • Konfig:HDMI項目がMacでも設定可能に
  • DSM工場出荷時の入力端子名をすべて大文字に(HDMI、SPDIF、TOSLINK)
  • Songcast:Wi-Fi環境での、オーディオドロップ発生の減少
  • Net Aux:通信の切断/接続の確実性の改善
  • Net Aux:ドロップアウト時の再接続トライ機能の追加。
  • Net Aux:自動再生機能のON/OFF設定
  • 不具合対策:HDMI入力にDolby Digital信号が来た際のミュート機能の改善
  • 不具合対策:DSM再起動後のサラウンド/センターch最大ボリューム固定問題の解決
  • 不具合対策:サラウンド/センターchにおける歪み/ノイズ問題の解決

(2012年 7月 11日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]