au、「MOTOROLA RAZR IS12M」をAndroid 4.0に更新

-ロック解除画面の変更や、カメラ機能強化など


MOTOROLA RAZR IS12M

 auは11日、スマートフォン「MOTOROLA RAZR(レーザー) IS12M」のAndroid 4.0へのアップデートを開始した。

 アップデートにより、Androidのバージョンは従来の2.3から4.0.4になる。主な更新内容として、ロック解除画面を変更。ロック画面から音楽やカメラ、メール、電話帳などを直接起動可能になる。また、顔認証によるロック解除も可能になる。ホーム画面では、アプリのショートカットを重ねることで、フォルダを作成できる。

 カメラアプリも強化。コマ撮り録画や、録画中のスナップショット撮影などの新機能が追加される。また、端末の音量調整キーを、カメラのシャッターボタンやズームボタンとして利用できるように設定できる。

 その他にも、Webブラウザのページの読み込み/タブブラウジング/オフライン読み取りなどの機能改善や、「ウィジェット」タブの追加、テレビなどへ出力する「Webtop」画面における文章の打ちやすさ改善、SMS「テキストメッセージ」のau絵文字対応など、多くの機能強化が行なわれる。

 なお、アップデートによりFlash Playerはプリインストール扱いではなくなり、利用する場合はGoogle Playからダウンロードする必要がある。また、モトローラ独自の「ソーシャルネットワーキング」アプリは削除され、SNSアカウントの一括管理はできなくなる。その代わりに、SNSを確認できるウィジェットや、Facebook、Twitter公式アプリなどがインストールされる。

 アップデートは無線LANまたは3G経由で行なえるが、auは無線LANの利用を推奨している。更新時間は約60分、アップデートに必要な容量は約300MB以上。なお、アップデート後にOSを2.3へ戻すことはできない。



(2012年 7月 11日)

[AV Watch編集部 中林暁]