au、HTC EVO 3Dを26日にAndroid 4.0へアップデート

ドコモはAQUOS PHONE SH-06DをAndroid 4.0に更新


HTC EVO 3D ISW12HT

 auは25日、HTC製スマートフォン「HTC EVO 3D ISW12HT」のAndroid 4.0へのアップデートを26日より開始すると発表した。

 アップデートにより、Androidのバージョンは従来の2.3から4.0.3になる。主な更新内容は、ホームスクリーンの外観の変更。「アプリキー」、「電話」、「個人設定」を表示していたドックに、4つ目のアプリやフォルダを置けるようになる。また、ホームスクリーンを長押しすると表示されるメニューを、カテゴリ形式からタブ形式に変更。アプリショートカットを重ねてフォルダを作成できたり、「最近使用したアプリケーション」の削除に対応するなど、様々な操作性の改善が行なわれる。

 その他、ブラウザやEメール、電話機能などにも多くの変更が行なわれている。HTC EVO 3D非対応のmicroSDXCメモリカードを取り付けると、カード内のデータが破損する不具合も改善される。

 アップデートに必要な空き容量は、本体メモリが50MB以上と、microSDカードが350MB以上。所要時間は、端末から無線LANに接続して行なう場合が約30分で、WiMAX回線を利用する場合が約45分、3G回線では約75分。本体メモリやアプリケーションを暗号化している場合、アップデート前に暗号化を解除しておく必要があるという。また、アップデートするとプリインストールされている「Flash Player」は削除される。

 HTC EVO 3Dは4.3型/960×540ドットの3D液晶を搭載した、WiMAX対応スマートフォン。ツインカメラ(500万画素CMOS×2)による3D静止画/動画撮影が可能。DLNAやHDMI接続、ワンセグ視聴にも対応している。


AQUOS PHONE SH-06D

 NTTドコモは、7月以降に順次行なうと告知していた、シャープ製Androidスマートフォン「AQUOS PHONE SH-06D」のAndroid 4.0へのアップデートを、25日より開始する。

 アップデートにより、Androidのバージョンは従来の2.3から4.0.4になる。顔認証で画面ロックが解除できる「フェイスアンロック」機能を追加。画面のスクリーンショットの撮影方法が「音量ダウンボタン」と「電源ボタン」の長押しに変更となっている。また「iコンシェル」「SDカードバックアップ」アプリが追加されるほか、ロック画面でのカメラ起動やフォントマネージャーなどの機能追加も行なわれている。

 必要な空き容量は、本体メモリが約20MB以上と、microSDカードが約520MB以上。無線LANに接続して行なう方法と、パソコンに接続して行なう方法を用意し、所要時間はどちらも約40分となっている。

 SH-06Dは4.5型/720×1,280ドットのNewモバイルASV液晶を採用し、裸眼3D表示にも対応。NOTTVに対応していることが特徴で、アンテナ内蔵の卓上ホルダを同梱する。また外向きに800万画素、内向きにも32万画素のデジカメを搭載している。


(2012年 9月 25日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]