フォステクス、「HP-A8」のDSD再生機能を強化

認識ファイル数や文字数増加。USB経由再生は今後


ヘッドフォンアンプ「HP-A8」

 フォステクスは15日、USB接続対応ヘッドフォンアンプ「HP-A8」のファームウェアを1.10にバージョンアップ。DSDファイル再生機能の強化などが行なわれている。

 強化・修正ポイントは以下の通り。なお、対応が予告されているUSB端子からのDSDファイル再生には、まだ対応していない。


  • INPUTとVOLUMEの値が記憶できるようになった
  • SDカードからのDSD再生で、再生ファイルのフォルダ間移動が可能になった。SDカード内に作成可能な最大フォルダー数は10個
  • DSDファイルのファイルネームが、拡張子を含み53文字まで認識できるようになった
  • DSDファイルの再生において、フォルダ内に格納できるファイル数が20個から30個に増加
  • SYSTEMメニューにRESETを追加。設定を工場出荷時に戻せるようになった
  • 安定動作のため、USBの処理を軽くしPC側の負担を低減
  • DTS信号(Blu-rayマルチ)などの入力時のノイズ発生を修正
  • HPアンプのGAIN設定範囲を12dBから20dBまで拡大

(2012年 10月 15日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]