ジャパンディスプレイ、タブレット用の10.1型/1,920×1,200ドットIPS液晶を量産


「ULMT」シリーズのラインナップ

 ジャパンディスプレイは、タブレット向けの液晶ディスプレイモジュール「ULMT(Ultra Light Media Tablet)シリーズ」に、10.1型などのラインナップ追加を行なうと発表した。既存の7型(1,280×800ドット)のほか、10.1型(1,920×1,200ドット)を10月より量産開始した。さらに、9型(1,280×800ドット)も開発しており、現在は「サンプル段階」としている。

 10月より量産されている10.1型はIPS液晶で、広視野角を実現。また、最新のスマートフォン用の液晶ディスプレイモジュールでの設計を反映し、厚さは2.14mm、重さは130g。同社は「薄く軽く美しいタブレットの実現に寄与する」としている。そのほか、必要に応じてパネル部分の外部調達体制も整えることで、安定供給できるという。

 このパネルは、10月31日から11月2日までパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2012」に出展される。



(2012年 10月 29日)

[AV Watch編集部 中林暁]