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ガチでゲームができるコーナーも。「ソニーストア 銀座」大幅リニューアル

ソニーストア 銀座 4階

ソニーストア 銀座が20日にリニューアルオープンした。カメラコーナーが拡大し、さらに豊富な撮影体験が可能になったほか、動画の撮影・編集が可能なコーナーも登場。さらに、ゲーミングコーナーも大幅に拡充され、同日発表されたINZONEの新ヘッドセット「H9 II/E9」などを含め、実際にゲームをプレイしながら使い心地を試せるようになっている。

同時に、ソニーストア 福岡天神でもカメラコーナーを一新。こちらでも、より深い商品体験を提供できる環境になる。

ソニーストア銀座のカメラコーナー

リニューアルは「お客様に新しい発見や交流をもたらす場」をコンセプトに実施。

4階にある新しくなったカメラコーナーでは、デジタル一眼カメラαの本体やレンズを豊富に用意し、それらに触れられるほか、購入も可能。マイクをはじめとするアクセサリーも体験できる。発売前の商品をいち早く体験できる先行展示も実施、全283種類の商品を組み合わせて自由に試せるのが魅力。

展示コーナーには、メリーゴーランドや観覧車など、動きのあるジオラマも用意。進化しているAF性能や、連写機能などを試すこともできる。被写体は今後も、増加していく予定。

また、ホワイトボックスの中にターンテーブルとグラスを置いて、回転させながら物撮りができたり、お菓子やネイルなどを綺麗に撮影する方法が体験できるコーナーも用意している。

作品や活動紹介に活用できるイベントスペース「Creative Base」、映像クリエイターのための新たな撮影体験スペース「Shooting Studio」も設置。Shooting Studioには、Cinema Lineシリーズをはじめとするカメラだけでなく、ロールスクリーンで背景を変更でき、本格的な照明装置も設置。インタビュー動画などの撮影を体験できる。モニタリング・マルチカメラ運用時に便利なソニーのソフトウェア「Monitor & Control」も試せる。

撮影後の編集が可能なパソコンも用意。撮影した素材をその場でタイムラインに流したり、カラーグレーディングをしたり、動画編集を体験することも可能。

Shooting Studio
ロールスクリーンで背景を変更できる
Cinema Lineシリーズでインタビュー動画撮影が可能
本格的な照明装置も設置
撮影だけでなく、編集も体験できる

ソニーストア 銀座の宮崎千夏店長は「Creative Baseはクリエイターの皆様に交流していただく場であり、ワーキングスペースにもなる場所。Shooting Studioは他社製のアクセサリーも取り揃えており、写真や映像撮影、編集までできる新たなコーナー。初心者はもちろん、プロカメラマン、写真を学ぶ学生の方にも来ていただきたい」と語る。

また、従来は5階にあったXperiaが4階に移動。高いクオリティで写真、映像の撮影ができるXperiaを、αと同じ階にまとめ、相乗効果を出しながら訴求していく。

Xperiaが4階に移動

5階では、ブラビアの大画面とサウンドをメインに訴求。テレビだけでなく、サウンドバーも組み合わせ、ホームシアターの魅力を訴求している。

5階
ブラビアコーナー
サウンドバーを組み合わせたホームシアターも訴求している

従来は4階にあったヘッドフォンやウォークマンなどのオーディオ機器が、5階のブラビアの近くに移動。「ヘッドフォンを試された人が、ブラビアの映像美に驚いてテレビが欲しくなる……また、その逆もあるかもしれない。ソニーの商品の良さに触れていただき、さらにソニーファンになっていただけるようなフロアにしていきたい」(宮崎店長)

ヘッドフォンやウォークマンなどのオーディオ機器が、5階のブラビアの近くに移動

ブラビアのコーナーでは、壁掛けも訴求しており、モデル選びから購入、壁掛け設置の依頼まで、ワンストップでオーダーできるのも魅力となっている。

GAMERS LOUNGE ZONE:0

5階で大きく変わったのは、ゲーミングギアを体験できるコーナーが大幅に拡充された事。「GAMERS LOUNGE ZONE:0」と名付けられた、まるでゲームセンターのような空間が出現しており、ハイスペックなゲーミングPCと、INZONEのゲーミングモニターを組み合わせた試遊台を用意。体験だけでなく、85インチの大型モニターも用意し、ゲーム大会も開催できるコーナーに進化している。

GAMERS LOUNGE ZONE:0

「ゲーム好きな人がソニーストアに集い、ゲーミングコミュニティが形成され活気あふれる場となることを目指した」というコーナーになっており、20日に発表されたINZONEの新ヘッドセット「H9 II/E9」や、有線イヤフォン「E9」、INZONEのゲーミングキーボード/マウスも完備。それらを使って、実際にゲームがプレイできる。

INZONEのギアを一気に体験できる
試遊台が豊富に用意されている
Secretlabのチェアを体験できるのも特徴
ゲーム配信を体験できるコーナーもある

格闘ゲームも用意されており、来場者がアーケードコントローラーを持ち込んでプレイすることも可能になっている。

85インチの大型モニターも用意し、ゲーム大会も開催できる

なお、こうしたリニューアルは銀座と福岡天神から実施し、他のソニーストアにも展開していく予定。

ソニーマーケティング カスタマーエンゲージメント本部の新宮俊一本部長

ソニーマーケティング カスタマーエンゲージメント本部の新宮俊一本部長は、リニューアルのポイントとして、「製品やサービスのスペックや価格を見せるだけでなく、まずは手にとって、体験していただく。全部を体験するためには、ソニーの製品サービスではカバーできない領域もありますが、そこは他社さんの製品でカバーしていただき、一緒に使っていただきたい」と説明。

また、「お客様に共感していただき、感動をともにするためには、まずお客様と心を通じ合わせる事からスタートする必要がある。ソニーストアでは販売員をスタイリストと呼んでいますが、それはお客様のやりたいことや、ライフスタイルそのものをスタイリングしていくという意味が込められている。どういった生活をされたいのか、何を実現されたいのか、スタイリストがお客様とお話して、共感を得て、その共感を高めていって、感動につなげていきたい。お客様の成功体験、カスタマーサクセスを実現する、ソニーストアをカスタマーサクセスの聖地にしていきたい」と話す。

ソニーストア 銀座の宮崎千夏店長

宮崎店長は、それを実現するスタイリストに、個性豊かなメンバーが揃っている事を紹介。「最近は推し活が話題ですが、野球やアイドルなど、“推し”を持っているスタッフもいます。同じ推しを持つお客様とつながり、お客様の推し活ライフがより豊かになるようにサポートする活動も行なっています。その結果として、スタイリストをご指名していただき、再来店していただけることも増えています。そうした取り組みをもっと進化させ、そしてお客様同士も繋がれる交流の場に。お客様がかなえたいことを、スタイリストがお手伝いして、一緒に実現する場にしていきたい」と意気込みを語った。