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アイ・オー、nasneダビングやネットワークムーブも可能なPC用iVDR-Sアダプタ

 アイ・オー・データ機器は、カセットHDD「iVDR-S」のPC接続用アダプタ新モデル「RHDM-US/EXP」を4月下旬に発売する。価格は4,935円。なお、iVDR-Sは別売。付属ソフトの対応OSはWindows Vista/7/8で、64bit/32bitをサポート。Vista/7ではAeroを有効にする必要がある。

 日立のテレビ「Wooo」や日立マクセル「iVレコーダ」などで録画したiVDR-S内の番組を、USB 2.0接続したパソコンで再生できるアダプタ。アイ・オー製のPC用地デジチューナで録画した番組をiVDR-Sにダビングして、Woooなど対応機器で再生することもできる。

 iVDR-S再生用に、PCソフトの「DiXiM DigitaTV plus iVDR Edition」を同梱。このソフトを利用して、LAN内にある他のDLNA/DTCP-IP対応テレビやレコーダなどと連携できることも特徴。「ネットワークムーブイン」に対応し、東芝のテレビ「REGZA」で録画したテレビ番組や、アイ・オーの「RECBOX」に保存したスカパー! プレミアムサービスのハイビジョン番組もiVDR-Sにムーブできる。なお、スカパー! プレミアムサービスチューナーからの直接録画には対応していない。

 付属ソフトの「I-O DATA iVDR-S Media Server」のネットワークダウンロード機能を使用して、SCEのネットワークレコーダ「nasne」の録画済み番組をiVDR-Sにダビングすることも可能。同ソフトで、iVDR-Sの録画番組をDLNA/DTCP-IP対応サーバーへムーブできる「ネットワークムーブアウト」にも対応。iVDR-Sに録りためた録画番組を、同社製BDドライブ「BRP-U6DM2」またはデジオン製ソフト「DiXiM BD Burner 2013」を使ってBlu-ray Discへ保存することなどができる。

カバーを閉じた状態

 なお、ネットワークムーブイン/アウトなどの対応機器の詳細については、同社の製品情報のページで案内している

 そのほか、パソコン用のデータストレージとしてiVDR-Sを使用することも可能。その場合の対応OSはWindows XP/Vista/7/8とMac OS X 10.5~10.6。

 外形寸法は86×151×19mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約90g。電源はUSBバスパワーを使用する。USBケーブル(70cm)が付属する。

(中林暁)