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シャープ、実売37,000円の19型AQUOS「K90」

別売USB HDD録画対応。目覚まし時計機能も

AQUOS「LC-19K90」

 シャープは、別売USB HDDへの録画にも対応した、低価格な19型のパーソナル向け液晶テレビ、AQUOS「LC-19K90」を6月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は37,000円前後。

 19型、解像度1,366×768ドットの液晶テレビ。視野角は160度。地上/BS/110度CSデジタルチューナを各1基搭載する。

 別売の外付けUSB HDDを接続する事で、録画にも対応する液晶テレビ。通常のHDDを接続したDRモード録画だけでなく、バッファロー製の長時間録画HDDを接続した場合は、BSデジタルで4倍、地上デジタルで3倍の長時間録画も可能。

 視聴中に録画ボタンを押せば、ワンタッチで番組を最後まで録画する「番組ぴったり録画」や、番組表から選ぶだけで予約ができる「パッとカンタン予約」なども利用可能。なお、チューナは1基であるため、録画中にチャンネル切り替えはできない。

 ジャンルやキーワードを登録しておく事で、番組を自動検索し、EPGで色分け表示する「見つかる! 番組自動検索」も搭載。EPGは、選択した番組が自動的にワイド表示される「新・電子番組表」を搭載している。

 放送番組と外部入力など、2つの映像を2画面同時表示する事も可能。画面のズームや拡大・縮小、子画面の表示位置もカスタマイズできる。

 ほかにも、CMに切り替わった際の急激な音量変化を抑える「CMオートボリューム」、目覚まし時計としても使える「おはようタイマー」などを搭載。アナログ時計/デジタル時計表示を画面に大きく表示することもできる。また、時計表示やチャンネルコールに、クマのキャラクターを表示できる。

 HDMI入力は3系統備え、入力2がMHLに対応。対応するスマートフォンと接続すれば、スマートフォンの画面や音声をテレビで再生したり、スマートフォンを充電する事もできる。AQUOSファミリンクにも対応。USB端子に静止画を収録したUSBメモリなどを接続し、スライドショー表示させる事もできる。

 その他の入力は、D5×1、コンポジット×1、アナログ音声×1、アナログRGB(D-Sub 15ピン)、ステレオミニ音声×1。出力は、ヘッドホン×1。スピーカーは2.7×8cmのユニットを2個搭載。出力は3W×2ch。Ethernet端子も備えているが、DLNAプレーヤー機能などは備えていない。

 消費電力は約43W。待機時消費電力は0.1W。年間消費電力量は34kWh/年。スタンドを含む外形寸法と重量は、44.7×17.8×32.2mm(幅×奥行き×高さ)で、約3.8kg。

(山崎健太郎)