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クリエイティブ、複数接続できるBluetoothスピーカー「Dxm」AAC対応新モデル

複数台ワイヤレス接続のイメージ

 クリエイティブメディアは、複数のスピーカーを無線接続して、サラウンド再生できるBluetoothスピーカー「Creative Dxm 2nd Edition Signatureシリーズ」を9月下旬に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、直販価格は、大型ユニット搭載の上位モデル「D5xm 2nd Edition」(SP-D5XM-SE)が30,800円。「D3xm 2nd Edition」(SP-D3XM-SE)が22,800円。サブウーファの「DSxm 2nd Edition」(SP-DSXM-SE)が22,800円。

 また、10月下旬より直販限定でスピーカーとサブウーファのセットも発売される。D5xm 2nd+DSxm 2ndセット(SP-D5XM11)が39,800円、D3mx 2nd+DSxm 2ndセット(SP-D3XM11)が29,800円。

D5xm 2nd Edition
D3mx 2nd Edition
DSxm 2nd Edition

 単体のBluetoothスピーカーとして動作するほか、独自のワイヤレス接続により複数台でのサラウンドシステムを構築できるスピーカー。2012年11月発売の従来モデル「Dxmシリーズ」の後継機となる。Dxmからの強化点として、SBC、apt-Xに加え、新たにAACコーデックに対応。BluetoothでのAAC伝送に対応するスマートフォンやタブレットなどと組み合わせれば、高音質再生が可能となる。

 D5xm 2nd/D3xm 2ndは、1台につき3台までのスピーカーと1台のサブウーファをワイヤレス接続可能。これにより、スピーカー+サブウーファの1.1台構成や、スピーカー2台に左右のチャンネルを振り分ける2台構成、スピーカー3台+サブウーファの3.1台構成など組み合わせて使用できる。複数台使用時には、各チャンネルを複数のスピーカーに振り分けるマルチチャンネルモードや、チャンネルを振り分けずに複数のスピーカーで同じ音源を再生するパーティーモードが利用可能。従来モデルのD5xm/D3xmやDSxmとのワイヤレス接続互換性が保たれているが、D5xm系とD3xm系を混在させて使用することはできない。

 なお、複数台の使用にはiOS/Android用アプリ「Creative Central」から設定や操作を行なう。アプリでは、スピーカー構成のセットアップや、サウンドモードの選択が可能。スマートフォンやタブレットなどのマイクを利用して、Creative Central上で設置環境にあわせた自動音場補正を行なう「ルームキャリブレーション」も利用できる。

スマートフォンのCreative Central画面
タブレットCreative Central画面

 Bluetooth 2.1+EDRに対応し、プロファイルはA2DP、AVRCPをサポート。SCMS-Tにも対応し、ワンセグ音声の再生が可能。通信距離は最大10m。各スピーカー間の接続は5GHz帯で、通信距離は最大30m。本体にはステレオミニのAUX入力端子も搭載する。外形寸法は、D5xm 2ndが425×100×103mm(幅×奥行き×高さ)で重量は2.28kg。D3xm 2ndが410×90×95mm(同)で重量は1.79kg。ステレオミニケーブルのほか、ボーナスバンドルとしてステレオミニ-RCAケーブルも付属する。

 サブウーファのDSxm 2ndは、D5mx/D5xm 2ndやD3xm/D3mx 2ndと連携可能で、独自のCreative SLAM技術によりパワフルな重低音再生を実現。外形寸法は220×290×220mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.63kg。

(一條徹)