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オーテク、iOS/Androidとデジタル接続できる車載用デジタルトランスポート
(2013/10/11 11:00)
オーディオテクニカは、カーオーディオ用新製品として、業界で初めて、iOS機器とAndroidの両方とデジタル接続し、音声をカーオーディオに伝送できるデジタルトランスポート「AT-DL5HD」を2014年2月に発売する。価格は39,900円。
デジタルトランスポート「AT-DL5HD」
光デジタル、同軸デジタル、HDMI入力を備えたデジタルトランスポート。光/同軸入力はヘッドユニットと接続。さらにHDMI入力を備えているのが特徴で、iPhone/iPodなどのiOS機器からHDMIで音声/映像出力を可能にする、アップル純正アクセサリ「Digital AVアダプタ」を用いて接続。デジタル伝送で高音質な音楽データをカーオーディオに伝送できるという。
HDMIを採用したのはiOS機器だけでなく、Androidにも対応するため。Android端末において、USB端子からデジタル音声出力を行なえるのは、現在機種が限られ、特定のアプリも必要となることからこれを使わず、MHLでの出力を利用。MHL接続アダプタなどをAndroid端末と接続し、そこからのHDMI出力を「AT-DL5HD」に入力する。サラウンド音声の入力には対応しない予定。
AT-DL5HDには出力として、光デジタル、同軸デジタル、コンポジットを各1系統装備。光/同軸デジタル出力は、デジタルプロセッサなどに接続。コンポジット出力をカーナビなどにつなげば、iPhoneやAndroid端末の画面を車載ディスプレイに表示できる。なお、HDMI入力が可能な映像は480p。
なお、この製品との組み合わせを想定し、別売のDAC「AT-DAC3」というモデルも用意されている。
AT-DL5HDにはUSBの給電ポート(5V 2.1A)も2個搭載。接続しているスマートフォンやタブレットを充電しながら利用する事もできる。外形寸法は115×100×24mm(幅×奥行き×高さ)。
また、車載機器向けに、iOS機器用の片側がLightningコネクタ、片側がUSBのケーブル「AT7797Li/1.0」も12月に発売する。価格は31,500円。信号ライン、電源・グランドラインに金メッキOFC導体を採用。ハネナイトとハイブラーを組み合わせた導体で、不要振動を減衰するという。90度までの耐熱仕様。銅テープとOFC編組の2重シールドを施している。