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ボーズ、NCイヤフォン体験イベント「Bose ADVENTURE」を全国で開催。新直営店でQC15の新色限定販売も

女優の優希美青さん(左)と、ボーズの挽野元社長(右)

 ボーズは29日、新ノイズキャンセリングイヤフォン「QuietComfort 20」(QC20/31,500円)などが体験できる、移動式の体験型イベント「Bose ADVENTURE/THE EXPERIENCE ONLY FROM BOSE TECHNOLOGY」を11月2日から、毎週末、日本各地で実施すると発表した。

 大型車両にディスプレイとスピーカー、QC20を用意。席に座ってQC20を装着し、映像と共にスピーカーから騒音が流れ、QC20の高いノイズキャンセリング機能が体験できるというもの。以下のスケジュールで、11月と12月に、日本各地で実施され、自由に体験できる。

開催月開催日・場所
11月2日(土)3日(日):渋谷パルコ前
4日(月・祝):横浜国立大学
9日(土)10日(日):代官山蔦屋
23日(土・祝)24日(日):明治大学生田キャンパス
30日(土):道頓堀角座広場(大阪)
12月7日(土)8日(日):原宿八千代銀行前
14日(土)15日(日):お台場パレットプラザ
28日(土)29日(日)30日(月)31日(火):幕張COUNTDOWN JAPAN
Bose ADVENTUREに使われる体験デモ用車両
QuietComfort 20

 QC20は、イヤフォンハウジングの外側と内側に合計2個のマイクを搭載。外部の騒音と、耳に侵入してくる騒音をとらえ、逆相の音波を再生。騒音をキャンセルするNCイヤフォン。iOS機器向けの「QuietComfort 20i」と、Androidなどのスマートフォン向け「QuietComfort 20」をラインナップしている。

 ケーブルの途中にコントロールモジュールを備え、内部にデジタルノイズキャンセリング回路を搭載。イヤフォン部には、ウィング型シリコン製イヤーチップ「StayHearチップ」をベースにしつつ、先端に“傘”のような突起を追加した新デザインの「StayHear+チップ」を採用。アクティブなNC機能と、新イヤーチップの遮音性を組み合わせ、高いNC機能を実現している。

 「Bose ADVENTURE」では、席に備えたQC20から音楽やナレーションが流れ、それを聴きながら目の前のテレビに表示される映像が楽しめる。画面に“イヤフォンを装着してください”、“外してください”といったマークが表れ、指示通りにすると、「静かな環境で音楽を聴いているつもりだったが、イヤフォンを外すと凄い騒音が目の前のスピーカーから流れていた……」といった、NC機能の高さを体験できるイベントとなっている。

内部にテレビとスピーカー、QC20を用意。騒音をあえて流し、QC20のNC機能を試す事ができる
発表会で行われたデモの一部。スカイダイビングやスペースシャトルの打ち上げなど、轟音が鳴り響く中でQC20のNC機能が試せる

 また、QC20には、コントロールモジュールのボタンを押すと、低域の騒音をキャンセルしながら、マイクで集音した外部の音をイヤフォンから流し、駅のアナウンスや車の音などを聞けるようにする「Awareモード」も備えているが、この機能のデモも行なわれるという。

新直営店オープンで新色ヘッドフォン限定発売

 さらに、現在全国に21店舗ある直営店に、新たな2店舗がオープン。東京の表参道ヒルズ内に都内最大規模の店舗面積を持つ「ボーズ・ダイレクトストア 表参道ヒルズ」が11月29日に、さらに千葉県の大規模複合商業施設に「ボーズ・ダイレクトストア イオンモール幕張新都心」が12月20日にオープンする。

ボーズ・ダイレクトストア 表参道ヒルズ
ボーズ・ダイレクトストア イオンモール幕張新都心

 表参道ヒルズ店には、広い売り場を活かして様々な製品が用意されるほか、直営店初という「プレミアム・ルーム」を完備。ディスプレイ一体型シアターシステム「VideoWaveRIII entertainment system」や「Lifestyle」シリーズなどが壁3面に設置され、比較試聴ができるという。

 イオンモール幕張新都心店には、前述の「プレミアム・ルーム」と「専用シアタールーム」を完備。「専用シアタールーム」では、一部の限定直営店舗のみでしか上映していないミュージック・シアターショーが体験できる。2つの専用ルームを完備している直営店は、イオンモール幕張新都心店だけだという。

 このオープンを記念し、ヘッドフォンタイプのノイズキャンセリング製品「QuietComfort 15」(QC15)に、5色の新色が追加。「QuietComfort 15 Acoustic Noise Cancelling headphones - Special Edition」として、42,000円で発売される。各色20台限定となっており、5色で合計100台を用意。新オープンする直営店のみで販売される。100台を表参道店とイオンモール幕張新都心店の2店舗に、どのように割り振るかは未定。

 新色5種類は、Abyss Blue、Fossil、Cranberry、Graphite、Carbon Blackを用意。ヘッドフォンの仕様は、既発売カラーと同じ。

左からAbyss Blue、Fossil、Cranberry、Graphite、Carbon Black
Carbon Black
Fossil、Cranberry
Abyss Blue
Graphite
「SoundLink Mini Bluetooth speaker」と「QC20」に、オリジナルUSBメモリを付属した記念パッケージを用意。BE@RBRICK Boseプレゼントも

 さらに直営店のオープン記念として両店舗では、小型Bluetoothスピーカー「SoundLink Mini Bluetooth speaker」と「QC20」に、オリジナルUSBメモリを付属した記念パッケージも用意。また、9,000円以上購入した人には、ボーズカラーになった「BE@RBRICK Bose」を数量限定でプレゼントする。

優希美青さんも登場

 挽野元社長は、「より良い音のサウンドライフをお届けする」、「ハードそのものを提供するだけでなく、より良い音楽を伝える担い手でありたい」といった、ボーズ博士の理念を説明。日本各地をまわり、気軽に体験できる「Bose ADVENTURE」の取り組みが、その理念を具体化した一環だと説明した。

挽野元社長と優希美青さんのトークショーも行なわれた

 また、ヘッドフォンが昨今はファッションアイテムの1つとして受け入れられているとし、限定で販売するQC15の新しいカラーバリエーション5色を紹介。「個人的には……全ての色が好きです」と笑顔を見せた。

 女優・タレントで、NHKのドラマ「あまちゃん」の架空のアイドルグループ・GMT47のメンバーとして出演していた優希美青さんがゲストとして登場。QC15を実際に装着し、「カラフルで可愛い。他の色も試してみたくなります。(音質は)普段使っているものと違い、主旋律以外の音が聴こえてビックリして感動しました」と語った。

 さらに優希さんは、全国をまわる「Bose ADVENTURE」について、「私の地元の東北にも行って欲しい。東北を元気にして欲しいなと思います」と語り、その提案を挽野社長が快諾する一幕もあった。

(山崎健太郎)