ディズニー「ターザン」、「ヘラクレス」、「ジャングル・ブック」初BD化。スマホ視聴も可能なMovieNEXで発売

ターザン MovieNEX

　ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは、アニメ「ターザン」と「ヘラクレス」、「ジャングル・ブック」の3作品を初Blu-ray化。BD版、DVD版に加え、スマートフォンやPCで本編が楽しめるデジタルコピーサービスをセットにした「MovieNEX」として発売する。発売日は2014年3月19日。価格は各4,200円(税抜き4,000円)。

　ディズニーの「MovieNEX」は、映画などのBD/DVDにおまけとして付属していた、スマートフォンやタブレットに転送するための本編映像(デジタルコピー)を、オンラインで提供するもの。パッケージにBD/DVDに加え、「MovieNEX」を利用するための「Magicコード」が書かれた紙が封入されており、それを専用サイトに入力する事で、PC/Android/iOS端末から、本編などのストリーミング再生が可能。Android端末ではダウンロードもできる。

　配信プラットフォームは、Google Playか、niconicoのどちらかが選択可能。詳細はサービスのレビュー記事を参照のこと。

ヘラクレス MovieNEX

ジャングル・ブック ダイヤモンド・コレクション MovieNEX

　3作品とも、本編BDと本編DVDを同梱。ターザンの特典内容は未定。「ヘラクレス」は、メイキングや、リッキー・マーティンによるミュージックビデオ「ゴー・ザ・ディスタンス(スペイン語バージョン)」を収録。このミュージックビデオは初収録のコンテンツとなる。

　「ジャングル・ブック」は、「制作当時の思い出」や「もうひとつのエンディング」、「シング・アロング(英語版)」などの初収録特典を用意。舞台裏や未公開シーン、音楽の紹介など、既存の特典コンテンツも収録。作曲家やアニメーターによる音声解説も楽しめる。

　また、「MovieNEX」のサイト上でも特典を配信。「ターザン」と「ヘラクレス」では、スマートフォンの壁紙にできる、各作品の劇場公開時のポスター画像や、プリントして楽しめるアクティビティシートや塗り絵、オリジナル・レターヘッドを提供。

　「ジャングル・ブック」では、作曲家のリチャード・M・シャーマンの特別インタビューや、名曲を自ら解説しながらピアノの弾き語りを行なうスペシャル・パフォーマンス、劇中に登場する動物達を、実際の映像も交えて楽しく紹介するコンテンツなどを配信。壁紙やぬりえ、絵本の試し読み、サウンドトラックの試聴なども行なえる。

あらすじ：ターザン

　ジャングルで独り置き去りにされた人間の赤ん坊を助けた雌ゴリラのカーラは、その子をターザンと名付けて育てる。姿かたちの違いから、仲間から拒否され傷つく幼いターザンを、カーラはやさしく励ます。お調子者ゴリラのタークや心配性の象のタントーとも仲良くなり、たくましく成長してゆくターザン。

　そんなある日、イギリスからやってきた美しい女性ジェーンに出会ったターザンは、初めて自分そっくりの生き物の存在を知り驚く。自分を育ててくれた“家族との絆”と“未知なる人間社会”という2つの世界に引き裂かれながら、“本当の自分が生きる場所”を探し求めるターザンの心の冒険が始まった。

あらすじ：ヘラクレス

　はるかギリシャ神話の昔。オリンポスの偉大な支配者ゼウスに息子が生まれた。名前はヘラクレス。彼は赤子の頃から、稲妻をおもちゃにするほどの力を持っていた。ゼウスの地位を狙う死者の国の神ハデスは、彼の将来性を恐れ、ヘラクレスを誘拐し、人間の世界へ追いやってしまう。

　やがて成長したヘラクレスは自分が神の子であることを知り、神殿で父との再会を果たす。そこで提示された、神となる条件はただ一つ“本当のヒーロー”になること。修行の旅に出たヘラクレスは、次々に襲いかかるハデスの罠に立ち向かっていく……。

あらすじ：ジャングル・ブック

　舞台はインド。ジャングルでオオカミに育てられた少年、モーグリ。人間が大嫌いな恐ろしいトラ、シア・カーンが森に戻って来ると知り、心配した動物たちはモーグリを人間の村へ帰す事にする。モーグリを送っていくのは黒ヒョウのバギーラ。でも、大蛇のカーに襲われたり、像と一緒に行進したり、サルの王様にさらわれたりと、シア・カーンが迫ってくるのにモーグリ達の旅はちっとも進まない。

　なかでも、モーグリがすっかり仲良くなったのは気ままなクマのバルー。「人間の村なんて行きたくない、僕はずっとジャングルにいたいんだ」…いよいよ村に近づいた時、ふとモーグリが目にしたのは……。