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エイサー、MHL対応のモバイルDLPプロジェクタ

K335

 日本エイサーは、MHL対応のモバイルDLPプロジェクタ「K335」を2月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後。

 1,280×800ドットパネルを搭載したDLP方式のモバイルプロジェクタ。LED光源を採用し、輝度は1,000ルーメン。ダイナミックコントラスト比は1万:1。エコノミーモードで最大30,000時間利用できるとしている。投写サイズは30~100型。最大1.7倍のデジタルズームが可能。外形寸法は232×166×46.3mm(幅×奥行き×高さ)でB5用紙よりも小さいという。重量は1.3kg。

 MHL対応のHDMI 1.4a端子を搭載し、MHL対応のスマートフォンを別売のMHLケーブルで接続して、スマホから映像や写真などを投写可能。接続時には電力を供給し、スマホの充電もできる。HDMIは3D映像にも対応し、別売で3Dメガネ「E2B v2」を用意する。

 本体に2GBの内蔵メモリを備え、あらかじめ転送した各種ファイルの再生が可能。SD/SDHCカードリーダーとUSBメモリリーダーも装備し、再生機器やPCを使わずに外部メモリに保存したファイルの投写ができる。電源がついたまま、電源ケーブルを抜いて電源を切ることができる「インスタント・パック」機能や、電源を落として2分以内であればアイドリング運転の終了を待たずに投写の再開ができる「インスタント・レジューム」機能も搭載する。

背面

 映像入力はHDMI、コンポジット、アナログRGB(D-sub 15ピン)が各1系統で、音声入力はステレオミニ×1。音声出力はステレオミニ×1で、出力3W×1chのスピーカーも内蔵する。USB端子はタイプAとタイプBを各1系統装備。USBケーブルで接続したPCの画面を投写するUSBディスプレイ機能も備える。電源は付属のACアダプタを使用。リモコンやVGAケーブルなどを同梱する。

 このほか、ビジネスプロジェクタ「P1383W」(解像度1,200×800ドット)、「P1283」(同1,024×768ドット)、「X113」(同800×600ドット)の3機種も同日に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格はP1383Wが6万円前後、P1283が5万6,000円前後、X113が4万円前後。

P1383W/P1283
X113

(一條徹)