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ジャングル、新メディア統合ソフト「Nero 2014」。Platinumは4K対応

 ジャングルは、Windows 8.1に対応したマルチメディア統合ソフトウェア「Nero 2014」を2月20日より発売する。4Kビデオ編集に対応した「Nero 2014 Platinum」と、AVCHD 2.0などに対応した「Nero 2014」を用意し、価格はPlatinumが13,629円、Nero 2014が10,290円。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1。ダウンロード版とパッケージ版が用意される。

Nero 2014
Nero 2014 Platinum

Nero 2014は上位版のPlatinumで4K対応

エクスプレス編集画面

 「Nero 2014」は、Neroが開発したマルチメディア統合ソフトウェアの最新バージョン。上位版の「Nero 2014 Platinum」は、4K/UHDビデオ編集/出力機能を新搭載したほか、コピー保護が施されていないBlu-ray Disc用のリッピング機能などを装備。また、BDビデオやBlu-ray 3Dの再生もPlatinumのみの機能となる。

 ビデオ編集系の主な機能はPlatinum/Nero 2014でほぼ共通で、ストーリーボード式のユーザーインターフェースを採用し、テンプレートなどを選んで簡単にビデオ編集が行なえる。SDからHDへのアップスケーリングや、AVCHD 2.0ネイティブ対応によるスマートエンコーディングなどの機能を備えている。

PlatinumはBD再生に対応

 自動編集機能やCM/シーン検出などを装備。また、ビデオやスライドショーの長さにあわせて自動的に音楽の構成を変更し、途切れのないBGMを付けられる「Nero Seamless Music」なども備えている。

 Platiumでは、エフェクト数が追加されているほか、ドラッグ&ドロップのみで簡単に効果を付けられるという「チルトシフト」エフェクト28種などを搭載。また、フォトスライドショー作成時に、音楽トラックに適用することで音楽の抑揚を分析し、リズムに合わせて写真が切り替わるスライドショーとなる「Nero Rhythum Snap」もPlatinumのみの機能となる。

4K対応ビデオ変換ソフト「Nero Recode 2014」なども単品販売

Nero Video 2014

 ライティングやビデオ編集など、Nero 2014の各機能を抜き出して単品化したソフトウェアも展開。ライティングソフトの「Nero Burn Express 3」は4,095円、ビデオ編集ソフト「Nero Video 2014」と、ライティングソフト上位版「Nero Burning ROM 2014」は5,145円、動画変換ソフト「Nero Recode 2014」が4,179円。ダウンロード版のほか、Nero BurnExpress 3とNero Video 2014はパッケージ版が用意される。

 Nero Recode 2014は4K(UltraHD)動画の編集に対応するほか、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン/タブレット向けの出力や、NVIDIA CUDAやAMD APPなどのCPUアクセラレーションなどに対応する。

(臼田勤哉)