シリコンイメージ、Xperia Z2から4K映像をMHL 3.0でテレビに表示する初のデモ

MWCでのデモ。スマホのXperia Z2と、4K対応テレビのXBR-65X950Bを使用

　シリコンイメージは、2月にスペインで行なわれた展示会「Mobile World Congress 2014(MWC)」において、スマートフォンからの4K/30p映像を、4K対応テレビにMHL 3.0で出力するデモを行なった。

　今回のデモに使用したのは、同じくMWCで発表されたソニーモバイルコミュニケーションズの新スマートフォン「Xperia Z2」と、ソニーの4K対応テレビ「XBR-65X950B」。両製品の組み合わせで、フルHD解像度の4倍となる2160p(30p)の4K映像をスマートフォンから出力、テレビに表示した。

　これまでもスマホからの4K/30p映像出力のデモは行なっているが、今回は、MHL 3.0で対応している著作権保護の最新規格「HDCP 2.2」をサポートした世界初のデモとなる。ハリウッドの映画スタジオが要求している同規格に対応することで、ユーザーは4K映画コンテンツを安全かつシームレスに楽しめるとしている。

　Xperia Z2やXBR-65X950BなどのMHL対応機器は、リモートコントロールプロトコル(RCP)をサポート。テレビのリモコンを使って、スマートフォンのアプリやコンテンツなどを利用できる。また、MHL接続によりスマートフォンへの充電も同時に行なえる。