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niconicoと国会図書館、東日本大震災の動画投稿を共同で呼びかけ。検索連携も予定
(2014/3/11 13:30)
ドワンゴとニワンゴは、運営する動画サービス「niconico」において、国立国会図書館と共同で、東日本大震災に関する動画投稿の呼びかけを3月11日より行なう。
国会図書館は、東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」において、震災に関する記録・教訓を次の世代へ伝えることを目的とし、写真や動画、音声などのコンテンツを公開している。
2011年3月11日から3年が経過し、個人が撮影した写真や動画、作成したWebサイトなど被災状況や復旧/復興の足取りを伝える資料も散逸/消失のおそれが増していることから、これらの記録を集めるため、国会図書館は震災の記録を収集する機関やプロジェクトなどと共同で、写真/動画の投稿や、Webサイトの情報提供について呼びかけを行なっている。
今回、niconicoがこの企画に賛同。「東日本大震災 3.11特集」特設ページ内で、震災に関連する動画の投稿を募集する。同ページ内で、過去にニコニコ生放送で中継された、震災に関連する会見やイベント、番組などのアーカイブも公開。さらに、今後の取り組みとしてniconicoの検索APIを国会図書館の「ひなぎく」に提供し、震災に関連したニコニコ生放送(公式番組)の情報を「ひなぎく」でも検索できるよう連携する予定。
なお、国会図書館の「ひなぎく」は、「NHK東日本大震災アーカイブス」や、「Yahoo! JAPAN 東日本大震災写真保存プロジェクト」、「Google 未来へのキオク」などのサイトとも既に検索連携している。