ニュース

フルテックがイヤフォン参入。デュアルダイナミック型でカーボン筐体の「EH008」

初のイヤフォン「ADL EH008」

 フルテックは、ADL(ALPHA DESIGN LABS)ブランド初のイヤフォン「ADL EH008」を5月10日に発売する。ダイナミック型ユニットをデュアルで搭載し、価格は19,800円。

 高域用に5.8mm径、中低域用に8mmのダイナミック型ユニットを採用したカナル型(耳栓型)イヤフォン。中低域はα(超低温処理した)ドライバ仕様。5.8mm径ユニットはチタン振動板フィルムを採用。ハイレゾ再生にも最適としている。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。インピーダンスは19Ω。感度は100±3dB。許容入力は2mW(定格)、5mW(最大)。

内部構造。2つのダイナミック型ユニットを搭載するほか、デュアルハウジング構成になっている

 ハウジングにも工夫があり、制振のための特殊ABS樹脂を使ったハウジングを、カーボンファイバーのハウジングで覆う、デュアルハウジング構成になっている。これにより、ユニットからの振動を抑制するという。

 また、筐体の外側に、ラバー素材のエラストマーを使った突起のようなパーツを装備。イヤーピースを耳穴に挿入し、このパーツで耳穴周囲の空間に固定。密閉性を高めるという。

 ダイヤモンドカットしたアルミ製エンドプレートも装備。ケーブルは1.3mで、α-OFC素材を使用。ステレオミニのL型タイプとなる。ケーブルを含めた重量は約15g。イヤーピースはXS/S/Mの3サイズを同梱。キャリングケースも付属する。

(山崎健太郎)