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オーテク、ハウジングに機能を集約したシンプルデザインのBluetoothイヤフォン

Bluetoothイヤフォン「ATH-BT12」。ハウジング内に必要な機能を集約している

 オーディオテクニカは、イヤフォンのハウジング内に必要な機能を集約し、ケーブル途中のコントロールボックスを省いたBluetoothイヤフォン「ATH-BT12」を5月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13,000円前後。カラーはブラック(BK)、ブラウン(BW)の2色。

 Bluetooth Ver.3.0に準拠。プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応。コーデックはSBCとaptXに対応する。SCMS-Tにも対応しており、ワンセグの音声などもスマートフォンから伝送できる。マルチペアリングに対応し、複数のBluetooth機器の接続情報を保持できる。

左がブラック、右がブラウン

 イヤフォンのハウジング部に機能を集約した事で、ケーブルにコントロールボックスなどが無く、シンプルなデザインを実現している。マイクも搭載し、スマートフォンと連携して音声通話も可能。通話品質にもこだわっているという。また、マルチポイントに対応し、2台同時に携帯電話の着信待ち受けが可能。ケーブルの途中、耳に近い部分に操作用のコントローラーを装備する。

 イヤフォン部には、13.5mm径のダイナミック型ユニットを搭載。イヤーピースには突起を備えた専用設計のCチップを採用。低音を逃さず、重低音再生と装着感の良さを両立したとする。サイズはS/M/L。通常のシリコンイヤーピースもXS/S/M/Lの4サイズを同梱。再生周波数帯域は5Hz~25kHz。

 リチウムポリマー充電池を内蔵。連続再生時間、通話時間は最大約5時間。連続待ち受け時間は最大約200時間。充電はUSB経由で行ない、所要時間は約3時間。ケーブルは52cm。イヤーピースを省いた重量は約20g。

(山崎健太郎)