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ソニー、12日開幕のW杯に向け「4K」など4テーマで活動。公式4K映像/CD制作など
(2014/6/3 20:48)
ソニーは3日、現地時間6月12日に開幕する2014年FIFAワールドカップ ブラジル大会に向けて、ソニーグループ全社で「4K」、「エンタテインメント」、「ネットワークサービス」、「社会貢献」の4つのテーマを軸とする活動を展開すると発表した。同社はFIFAのオフィシャルパートナー。
「4K」では、ソニーが、撮影・製作から視聴までの一貫した4Kソリューションを提供していることを活かし、FIFAと連携して4K体験の機会を広げる取り組みを行なう。FIFAによる大会のハイライト4K映像オフィシャルフィルム制作のため、4K放送業務用機材を提供するほか、4K映像制作システムの構築など技術支援も行なう。
また、そのオフィシャルフィルムの予告編を、ブラジル国内の試合会場やFIFA主催のパブリックビューイングイベントにおいて4K/60pで上映。ソニーの展示ブース計10カ所、および世界各地のショールームや販売店など約2万店舗に、4K対応液晶テレビ「BRAVIA」を設置する。
なお、4KだけでなくHD映像撮影においても、約300台のカメラをはじめとするHD放送機器群を提供。FIFAが世界各国に向けて全試合のHD収録を行なう。
「エンタテインメント」では、ソニー・ミュージック・エンタテインメント(SME)が、大会オフィシャルアルバム「One Love、One Rhythm」を発売。リッキー・マーティンによるソニー主催の音楽コンテスト優勝楽曲「Vida」のパフォーマンスや、ピットブルが、ジェニファー・ロペスやブラジルの歌手クラウディア・レイチを迎えて歌うオフィシャルソング「We Are One(Ole Ola)」、中島美嘉・加藤ミリヤによるアジア代表ソング「Fighter(Tachytelic World Cup Brazil 2014 Remix)」などを収録する。「We Are One(Ole Ola)」と「Vida」のミュージックビデオは、世界各地のソニーのショールームや販売店で4K映像で上映される。
このほか、「ネットワークサービス」として、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が、プレイステーションのネットワークサービス「PSN」を活用し、世界中のユーザーが参加可能なサッカーゲームのオンライン大会「FIFAインタラクティブワールドカップ」を実施。「社会貢献」では、「Dream Goal 2014」プログラムとして、中南米やアフリカなど12カ国の子どもを対象に、サッカーのワークショップや組み立て式スタジアムを提供したり、ソニーの機材を使ってメディアスキルを学べる「シヤコナメディアスキルズ」を開催する。