ニュース

ソニー、4K入門シアタープロジェクタ「VPL-VW300ES」をIFA発表

 ソニーは、4K SXRDホームシアタープロジェクタの新モデル「VPL-VW300ES」を、欧州で10月より順次発売する。価格は約7,000ユーロ。カラーはブラック。ドイツ・ベルリンで9月5日に開幕する「IFA 2014」に合わせて発表したもので、IFAのソニーブース内に設けたシアタールームにおいて、視聴デモも行なう。

IFA 2014のシアタールームに設置されたVPL-VW300ES

 4Kシアタープロジェクタの普及拡大を目的に、「4Kネイティブ対応で最もコスト効果の高いモデル」として製品化。'13年より発売している「VPL-VW500ES」(80万円)をベースに、オートアイリス機能を省くなど一部仕様を変更して低価格化している。なお、VW500ESの輝度は1,700ルーメンだが、新モデルVW300ESは1,500ルーメンとなる。

 上記以外の主な仕様は、VW500ESから継承。なお、4K/60p入力のHDMI 2.0や、著作権保護の最新規格であるHDCP 2.2もサポートしている。4,096×2,160ドットのSXRDパネルを搭載し、4K映像の投写が可能。広い色再現領域を持つ「トリルミナス」技術も搭載する。モーションフローにより、動画のブレを低減する。超解像処理LSIの「リアリティクリエーション」も備える。

 前面排気の冷却機構により設置性を向上。レンズは2.06倍の電動ズームで、レンズシフトにも対応する。3D立体視も可能で、3Dメガネとの同期は内蔵のRFトランスミッタで行なう。

VPL-VW300ES

(中林暁)