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ベイビーレイズがすぐ近くに。低価格VRハコスコとポニーキャニオンが提携、武道館で販売

 スマートフォン向けのVRサービスを手掛けているハコスコとポニーキャニオンは、360度VR映像のコンテンツや商品化開発で業務提携。12月18日開催のベイビーレイズの日本武道館公演の会場において、360度ライブ映像を楽しめる特製ハコスコ「ハコスコ・ベイビーレイズ@日本武道館」(BRZH.00001)を発売する。価格は1,500円。

ハコスコ・ベイビーレイズ@日本武道館

 ハコスコは、VRをユーザーが手軽に入手・体験できるのが特徴で、ダンボール製のビューワーとスマートフォン用アプリを組み合わせて利用する。ヘッドマウントディスプレイのような形状のダンボール製ビューワーに、ユーザーが持つスマホを入れ、スマホのアプリを目の前に配置してVRを楽しむ。

 ポニーキャニオンと協力して製品化する「ハコスコ・ベイビーレイズ@日本武道館」では、12月18日の武道館公演のライブ本番やリハーサル、楽屋などの模様を専用の全天周型カメラで撮影。その映像を、特製ハコスコを購入したユーザーのスマホにダウンロード配信。そのスマホをハコスコにセットして覗くことで、「アイドルのすぐ近くで見ているかのようなVR体験ができる」という。

 両社は今後、ハコスコのスマホVRサービスに、ポニーキャニオンのコンテンツ力と企画力を合わせ、「これまでにない没入体験型エンターテインメントをユーザーに提供する360度VR映像市場の拡大を目指して、共同で事業を推進していく」という。ポニーキャニオンは、CD、DVD、Blu-rayなどのパッケージ商品に加え、「今後はこういった新しい体験型エンターテインメントを広く推進することで、ユーザーサービスの幅を広げ、事業拡大を図る」という。

(山崎健太郎)