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カナルワークス、初代カスタムイヤフォンを広帯域化した「CW-L15」。3ドライバ搭載
(2014/12/12 09:45)
カナルワークスは、カスタムイヤフォンの新モデルとして、バランスド・アーマチュア(BA)の2ウェイ3ドライバ搭載モデル「CW-L15」を12月20日に発売する。価格は79,000円で、耳型の採取費用が別途必要。完全受注生産となる。
低域用×2基と高域用×1基のBAドライバで構成するカスタムイヤフォン。2010年よりカスタムイヤフォンの国内メーカーとして製作・販売してきた同社が、創業モデルである「CW-L11」を一から見直したモデルで、ユニバーサル型イヤフォン上級モデルからのステップアップを想定している。CW-L11に比べワイドレンジ化を図っており、ハイレゾ音源も十分に楽しめるという。
デュアルウーファにより、迫力とキレの良い低音再生を追求。高域はシングルながら、音響管設計の見直しによりワイドレンジ化。クロスオーバーネットワーク回路のオーディオ用フィルムコンデンサにより、歪み感の少ないクリアな再生を実現したという。
ケーブルは着脱式で、2ピンのコネクタで接続。ケーブルのコネクタ部には、耳へのフィット性を高めるメモリーワイヤーを備えている。ケーブルは長さを127cmと162cmから、カラーをクリアとブラックから選べる。オプションで、音質を考慮して銀コートを施した極細の「ステルスケーブル」も用意する。なお、ステルスケーブルはメモリーワイヤーを内蔵しないが、耳へスムーズに掛けられるカール処理を施している。プラグはステレオミニだが、オプションサービスにより付属ケーブルをバランス接続対応プラグに交換することも可能。なお、ステルスケーブルはバランス接続には対応できない。
本体カラーはクリアのみだが、外側のフェイスプレートの色を選択可能。オプションで、リアルカーボンプレートやメタルプレート、ラインストーンなどにもできるほか、オリジナルエンブレム製作や、プリントアートワークなども費用を追加することで可能。
インピーダンスは20Ω、感度は109dB。ハードケースとソフトケース、ワックスクリーニングツール、クリーニングクロスが付属する。