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パイオニア、バイアンプ対応のカロッツェリア「Cシリーズ」新スピーカー

 パイオニアは、カロッツェリアブランドのカーオーディオ用スピーカー「Cシリーズ」2機種を5月下旬から発売する。セパレート型2ウェイスピーカーの17cmモデル「TS-C1720AII」と16cmモデル「TS-C1620AII」をラインナップし、価格はどちらも32,000円。パワーアンプ「GM-D1400II」も5月下旬に発売し、価格は16,000円。

「TS-C1720AII」

バイアンプ接続も可能な「Cシリーズ」スピーカー2機種

「TS-C1620AII」

 明確な音像定位とクリアな中音域再生を実現する"Open & Smooth"をコンセプトに掲げたモデルで、ウーファの大きさは「TS-C1720AII」が17cm、「TS-C1620AII」が16cm。2層構造アラミドファイバーコーンを採用したウーファや、2.9cmピュアアルミニウム製バランスドドーム振動板を採用したツイータを採用。幅広い帯域で原音に忠実な再生を実現するという。

 パワーアンプをウーファとツイータそれぞれに接続するバイアンプ接続用の端子をクロスオーバーネットワークに備える。感度を3段階調整できるアッテネーターも装備。また、「ワンタッチ接続アダプタ」が付属し、メーカー毎に異なるスピーカー端子に幅広く対応可能としている。

 17cmモデルの定格入力は40W、瞬間最大入力150W、再生周波数帯域は33Hz~46kHz、出力音圧レベルは90dB、インピーダンスは4Ω。16cmモデルの定格入力は30W、瞬間最大入力120W、再生周波数帯域は38Hz~48kHz、出力音圧レベルは89dB、インピーダンスは4Ω。重量は17cmモデルのウーファが780g、16cmモデルのウーファが670g。ツイータは両モデルとも60g。

筐体をコンパクトにしたパワーアンプ「GM-D1400II」

「GM-D1400II」

 最大100W×4ch(4Ω/2Ω)の車載用ブリッジャブルパワーアンプ。パワー素子のMOS FETをClass D増幅回路内に集積することで回路を小型化。筐体サイズは181×64×38mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.55kg。

 大音量時の過電流を抑える独自の過電流制御回路を搭載し、長時間再生による発熱から回路を保護。また、コンソール内から電源供給に対応し、コンソール内や運転席周りなどへの設置が可能。

 メインユニットのスピーカーケーブルとGM-D1400IIを接続するスピーカーライン接続に対応し、メインユニットの起動検出とともにアンプの電源を自動的に立ち上げることが可能。スピーカーの入力感度も合わせられるので、純正品を含むさまざまなカーオーディオシステムと接続できるとしている。

(庄司亮一)