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Mac用の無料DSD編集/変換ソフト「TASCAM Hi-Res Editor」。11.2MHz対応

 ティアックは、DSD 11.2MHzなどのオーディオファイルに対応するMac用の波形編集ソフト「TASCAM Hi-Res Editor」を8月5日より同社サイトにて無償提供開始した。Mac OS X 10.9~10.10に対応する。同社製ハードウェアのユーザー以外もダウンロードして利用できる。

TASCAM Hi-Res Editor

 パソコン単体でハイレゾファイルの編集や変換が可能なソフト。6月に提供開始したWindows版と基本的な機能は共通。

 DSD 2.8/5.6/11.2MHz、PCM 44.1~384kHz、16/24/32bitのステレオ/モノラルに対応。PCMとDSDの相互変換や、サンプリング周波数/量子化ビット数の変換も行なえる。なお、Mac版ではDSD 11.2MHz音源のモニター時はDSD5.6MHz以下に変換の上、再生されるとしている。

 編集機能は、ファイル分割/結合、イン/アウト点で設定した区間の変換と書き出しや、ショートフェードの付加など。対応ドライバはMac OS標準搭載のCore Audio。

DSDファイルの結合が可能
フォーマットを選んで書き出せる

(庄司亮一)