ニュース

東芝、REGZAの“裏”に設置する新サウンドシステム

シンクロドライブでZ20Xのツィータを利用

 東芝ライフスタイルは、液晶テレビ「REGZA」と組み合わせてサウンドを強化できる「レグザサウンドシステム(RSS-AZ55)」を11月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,000円前後。

レグザサウンドシステム(RSS-AZ55)

 20W×2chのサテライトスピーカーと、40Wのサブウーファから構成される最大出力80WのREGZA専用サウンドバー/サウンドシステム。特徴はテレビの前面ではなく、後方に設置できることで、テレビの画面を妨げることなく、厚みのある高音質を実現できるという。

 サテライトは33×55mmのフルレンジ×2、サブウーファは75mmのフルレンジ×2を内蔵。対応機種は、新REGZA Z20Xのほか、J20X/G20X/Z10X/J10X/Z9X/40J9X/Z8X/J10/G9/Z8/J8/Z7/J7シリーズ。

 特徴は新REGZA Z20Xとの接続時のみ、「シンクロドライブ」という連携モードで動作すること。これは、Z20Xで新搭載したスリットドーム型の「ノーメックスドームツィータ」と、RSS-AZ55を連携動作させるもので、中低音はRSS-AZ55から、高音はREGZA前面のツィータから出力する。REGZAから直接高音が出るためフォーカス感と拡がりある高域再生が可能で、RSS-AZ55の迫力ある低音再生を組み合わせて、音質を向上させる。

シンクロドライブの動作イメージ
シンクロドライブの説明
REGZA Z20Xのツィータと連動

 入力端子はHDMI×1と光デジタル音声×1。出力端子はHDMI×1。DTS-HD Master AudioやドルビーTrueHDのビットストリーム入力には対応させず、ドルビーデジタル/リニアPCMのみとなる。サラウンド機能はDTS Studio Soundを内蔵し、2.2chシステムでもサラウンド感を楽しめるという。

スピーカーモード切り替え

 テレビの番組表情報に連動してサウンドモードを自動切り替えする「オート」モードも搭載。音楽番組では音楽用のモードに自動切り替えしてサウンドを楽しめる。

 外形寸法はサテライトスピーカーが150×113×96mm(幅×奥行×高さ)、サブウーファは660×90×96mm(幅×奥行×高さ)。重量は3.5kg。電源はACアダプタ。

(臼田勤哉)