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“ながら聴き”でもJBLパワフルサウンド、「Sense Pro」日本導入クラファン開始。ミニレビュー付き
2025年8月29日 10:00
ハーマンインターナショナルは、JBLのオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤフォンのフラッグシップモデル「JBL Sense Pro」の日本導入に向けたクラウドファンディングを、GREEN FUNDINGで29日から開始した。期間は10月26日23時59分まで。一般販売時の予定価格は24,200円だが、クラウドファンディングでは2色合計先着1,000人限定で18% OFF、2色合計先着1,150人限定で17.9% OFFなどのプランを用意する。カラーはブラックとグレージュの2色。
“ながら聴き”イヤフォンの最上位モデル。オープンイヤー構造ながら、16.2mmと大口径のDiamond-Like Carbon(DLC)振動板を採用したダイナミックドライバーを搭載。JBLならではのクリアでパワフルなサウンドに加え、高い解像度と伸びやかな高音域を実現した。
音漏れにも対策。JBL独自の技術「OpenSoundテクノロジー」を備え、ドライバーユニットが前後に振動することで、音波の位相が180度異なる逆位相サウンドを生成。それを意図的に当てることで音の拡散を抑制。音漏れを最小限に抑えながら、周囲への配慮とプライバシー保護を両立したという。
さらに、高音質Bluetooth音声コーデックのLDACにも対応。Hi-Res Audio Wirelessの認証も取得している。コーデックはSBC、AAC、LC3、LC3+ (Auracastレシーバー時)にも対応する。
また、映画や音楽の空間表現を豊かにするという独自のJBL空間サウンドも搭載。「自宅でもライブ会場や映画館のような臨場感をご体験いただける」とのこと。
装着感にもこだわり、人間工学に基づいて導き出された独自の三次元形状イヤーフックを開発。さまざまな耳の形状に吸い付くようにフィットし、快適さと安定性を両立。
軽量なチタン合金製ワイヤーと、とろみのある柔らかさを持つリキッドシリコン素材を組み合わせることで、長時間の使用でもストレスを感じさせない究極のフィット感を実現したとする。
前モデル「Soundgear Sense」で評価された角度調整機能も継承。最大20度の可動域を持つ調整機構により、耳の形状や装着位置に合わせてスピーカーホールの向きを微調整でき、低音から高音までバランスよく音を届ける。必要以上に音量を上げる必要がなくなるため、音漏れのリスクも軽減できいる。
マットコーティング仕上げで、上品な光沢とメタリックな質感を残しつつ、指紋が目立ちにくく、手にした瞬間に高級感を感じさせるデザインになっている。充電ケースは、丸みを帯びた滑らかなフォルムを採用。連続使用時間はイヤフォン本体で約8時間、充電ケース使用で約30時間、計最大約38時間。急速充電にも対応し、10分の充電で約4時間再生可能。
左右合計4基のビームフォーミングマイクと骨伝導音声ピックアップセンサーを搭載し、周囲の音と通話者の声を的確に判別しながら声のみを集音。通話やビデオ会議など、高品位な音声コミュニケーションが求められるビジネスシーンでも使えるという。
JBLのオープンイヤー型イヤフォンとして初めてAuracastに対応。Auracast送信機と組み合わせて使うことで、複数台の本製品に同時にサウンドを伝送することができ、大きな音を出せない環境でのグループダンスの練習や電車、新幹線など移動時の複数名での動画視聴ができる。
「JBL Headphones」アプリと組み合わせる事で、パーソナライズも可能。10バンドイコライザーを備え、「Personi-Fi 3.0」で左右の聴覚を9つの周波数帯域に分けて高精度に測定し、個人個人の聴こえ方にあわせて音響プロファイルを作成、ユーザーのために最適化されたサウンドを再生できる。
マルチポイント接続にも対応し、スマートフォンとタブレットなど2台同時接続が可能。
実機を聴いてみた
短期間だが、実機を試聴したのでファーストインプレッションをお届けする。
オープン型としては珍しい、16.2mmという大口径のDLC振動板ダイナミックドライバーを搭載しているだけあり、筐体部分は大柄な印象だ。だが、イヤーフックの部分をメガネのように耳にかけ、筐体を耳穴の方に少し押し込むと、安定してホールドできる。頭を振ったり、少し駆け足で動いても、まったくズレることはない。イヤーフック部分の肌触りはソフトで、ストレスも少ない。
Amazon Musicから音楽を再生してみたが、そのサウンドは「圧巻」の一言だ。
従来のオープン型ながら聴きイヤフォンは、その構造からどうしても中低域が思うように出ず、スカスカした音になりがちで、音楽をどっぷり楽しむというよりも、BGM的に聴き流したり、ラジオやポッドキャストの音声を聴くといった用途に向いた印象だった。
だが、JBL Sense Proはこれまでの常識に当てはまらず、ガッツリと中低音が出る。「ダイアナ・クラール/月とてもなく」も、冒頭から肉厚なアコースティックベースの低音が「ズオーン」と沈み込み、「これほんとにオープン型なの?」と笑ってしまうほどの迫力だ。
単に低い音が出るだけでなく、しっかりと音圧があり、ベースの低音に身をまかせるような気持ちよさがある。それでいて、オープン型なので、外の音も耳に入る。そのため、外を歩きながらJBL Sense Proを装着すると、まるで、街の中にベーシストやボーカリストが出現して、自分の前で熱い演奏をしてくれているが、周囲の人にはそれが聴こえていない……というような、不思議な感覚が味わえる。
これだけパワフルな中低域を再生しているが、ボーカルやギターの高音もしっかりと耳に入り、全体のバランスは良好。決して低音に偏った、派手なサウンドではなく、クリアなHi-Fiサウンドに仕上げられているところが、ハイエンドモデルの実力を感じる部分だ。
オープン型であるため、長時間装着しても閉塞感は少なく、カナル型が苦手という人にもマッチするだろう。それでいて、低音の迫力もあきらめたくないという人には、JBL Sense Proは注目のイヤフォンになるはずだ。
実機を試せる店舗も
プロジェクト期間中は二子玉川蔦屋家電内「蔦屋家電+」とSHIBUYA TSUTAYAにて製品展示を実施予定。実物を体感できる。
場所は蔦屋家電+(東京)、SHIBUYA TSUTAYA 4F GREEN FUNDINGブース(東京)、福岡天神 蔦屋書店 GREEN FUNDINGブース(福岡)。