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エプソン、新レーザー光源採用の25,000ルーメン高輝度プロジェクタ

 セイコーエプソンは、レーザー光源を利用したビジネス向けの高輝度3LCDプロジェクタを開発し、年内に全世界で発売する。新開発のレーザー光源により、3LCDプロジェクタとしては世界最高の輝度25,000ルーメンを実現し、大画面によるビジュアル・コミュニケーションの可能性を拡大するとしている。

新開発の25,000ルーメン3LCDプロジェクタ

 2月9日からオランダ・アムステルダムで開催される「ISE 2016」において実機を展示。6,000ルーメンから25,000ルーメンまでの7モデルを展開予定。具体的な製品仕様については後日発表予定としている。

 レーザー光源に、世界初で初めて、無機素材でできた蛍光体と無機の液晶パネルを組み合わせることで、25,000ルーメンの高輝度を実現。さらに、2万時間のメンテナンスフリーも可能とする。4K対応のレンズと、超短焦点レンズなども提供予定。大会議室やコンサートホール、講堂などの広い空間での利用を想定している。

新プロジェクタ

(臼田勤哉)