ニュース
Fender、ハイブリッド型イヤフォン「FXA7」など日本発売
完実電気が5モデルを取り扱い開始。12,000円~
(2016/4/27 10:00)
完実電気は、ギターで有名なアメリカの楽器メーカーFender(フェンダー)と正規輸入代理店契約を締結し、5月下旬から6月より、ユニバーサルタイプのイヤフォン(インイヤーモニター/IEM)の取り扱いを開始する。
Fenderが2015年に買収したIEMメーカーAurisonicsの技術やノウハウを活かしたイヤフォンで、BA×2+ダイナミック型の「FXA7」など5モデルを順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,000円~62,800円前後
型番 | ドライバ | 店頭予想価格 |
---|---|---|
FXA7 | ダイナミック×1 BA×2 | 62,800円 |
FXA6 | ダイナミック×1 BA×1 | 49,800円 |
FXA5 | BA×2 | 37,800円 |
FXA2 | ダイナミック | 24,800円 |
DXA1 | ダイナミック | 12,000円 |
DXA1を除く5モデルは、3Dプリンタで作られた新デザインのボディシェルを採用し、「ユニバーサルタイプでは体験できなかったフィット感で使用できる」という。上位モデルではバランスド・アーマチュア(BA)ユニットとダイナミックをハイブリッド化し、クロスオーバなしで自然で聴きやすくディテールと透明感あるサウンドを実現するという。
FXA7
独自設計のゼロクロスオーバーデザインにより、ダイナミック型ドライバ×1と、バランスド・アーマチュア(BA)ドライバ×2を組み合わせたハイブリッド型のFender IEMフラッグシップモデル。カラーはGOLDとBLACKの2色を用意する。
シェルは3Dプリントハイブリッド技術で制作され、ユニバーサルタイプでは体験できなかったフィット感で使用できるという。薄型のシェルと耳にフィットするイヤーチップにより高い遮音性能を実現するという。
再生周波数帯域は6Hz~24kHz、感度(1kHz)は110dB、ノイズ減衰量は22dB。インピーダンスは16Ω。MMCX端子を備え、ケーブル交換も可能。ケーブル長は約1.3m。
FXA6
ダイナミック型ドライバ×1と、バランスド・アーマチュア(BA)ドライバ×1を組み合わせ、独自のゼロクロスオーバーデザインを採用した、ハイブリッド型イヤフォン。カラーはREDとBLACKの2色。
「ハイブリッド型でありながら、音像に揺らぎのない定位感」を特徴とし、「プロフェッショナルなエンジニアのモニタリングに最適」としている。シェルは3Dプリントデジタルハイブリッド技術で製作している。
再生周波数帯域は6Hz~22kHz、感度(1kHz)は109dB、ノイズ減衰量は22dB。インピーダンスは16Ω。MMCX端子を備え、ケーブル交換も可能。ケーブル長は約1.3m。
FXA5
低域用と高域用の2基のBAドライバーを搭載したイヤフォン。BA型ならではの精密かつ鮮明、透明感のあるサウンドが楽しめるという。カラーはSILVERとBLACKの2色。
シェルは3Dプリントデジタルハイブリッド技術で製作。再生周波数帯域は19Hz~21kHz、感度(1kHz)は120dB、ノイズ減衰量は22dB。インピーダンスは36Ω。MMCX端子を備え、ケーブル交換が可能。ケーブル長は約1.3m。
FXA2
9.25mmのレアアース採用ダイナミックドライバーと、Bass Tuned Portによるパワフルな低域と滑らかで自然な高域が特徴というダイナミック型イヤフォン。カラーはBLUEとBLACK。
シェルは3Dプリントデジタルハイブリッド技術で製作。再生周波数帯域は6Hz~23kHz、感度(1kHz)は112dB、ノイズ減衰量は22dB。インピーダンスは16Ω。MMCX端子を備え、ケーブル交換が可能。ケーブル長は約1.3m。