MP3/WMAプレーヤー「MPIO」の最新ファームウェア公開

AD-DMG64(MPIO)

　アドテック株式会社は、同社のメモリオーディオプレーヤー「AD-DMG64」(愛称：MPIO)用の最新ファームウェアとアップデータを公開した。同社のダウンロードサイトで入手可能。同アップデータにより、ファームウェアのバージョンは2.09となる。なお、アップデート作業はUSB経由で行なう。

　同ファームウェアはアップデータとセットになっており、バージョン2.07と2.09の更新分を含む「シリアルナンバーH0F131100001～H0F131104210の製品向け」と、すでにバージョン2.07が組み込まれている「H0F131104211以降の製品向け」の2種類が用意されている。ファイルサイズは両方とも約290KB。

　それぞれの変更点は以下の通り。

●バージョン2.07

• メモパッド機能使用時に、メモファイルが内蔵メモリのある特定の場所に保存されたときに、メモファイルを読み出せなくなる不具合を修正
• WMAファイル再生機能での対応ビットレートを追加

• WMA(WindowsMediaAudio)再生時の安定性を向上
• 本体で録音した音声データ(WAVE)がパソコンで再生できない問題を解消

• 「Change File Order in MPIO」での変更内容がMPIO Managerでも反映されるよう修正
• メモファイルのダウンロード方法を変更
• 転送上限ファイル数(内蔵126、外部128)以上の転送時にエラー表示を行なうよう修正
• フォントのダウンロードメニューを日本語（Japanese）のほか4カ国語に変更
• Windows 2000環境で転送時に画面がずれる問題を修正
• その他の表示に関する問題を修正

(2001年7月2日)

[orimoto@impress.co.jp]