プロジェクタは専用のブースを設けて各社が展示。データプロジェクタがメインだが、暗幕を仕切ってホームシアターのコーナーもあり、プラス、東芝、三洋などの発売中モデルを投射。プロジェクタブース以外にも、スキャナやDVDプレーヤーを出しているマステックが同社ブースでプロジェクタを展示していたのも興味深い。
PDPの展示も多かったが、発売中や既発表のものばかり。パイオニアは業務用50型の「PDP-503CMX」や、ハンドサインシステムを、松下はBSデジタルチューナ搭載の50型「TH-50PH50/S」の展示を行なっていた。
表示デバイスの展示の中心は、やはりPC用の液晶ディスプレイ。ナナオは、20.8型高精細液晶ディスプレイをデモ。すでに医療用など特定用途に納入されている製品だが、現在コンシューマ市場に対応するビデオカードが無いため、一般販売される予定はないという。
そのほかにもシャープ、東芝などの日本メーカーや、ビューソニック、エヌフレン、サムスンなどの海外メーカーも多くの展示を行なっていた。
展示のほとんどは発売中のモデル。サムスンではワイド28型や、高精細モデルなども見受けられた。 ■PC用スピーカー また、PC用スピーカーの展示も多かった。国内メーカーの新製品では、TDKのフラットタイプスピーカー採用の2.1chセット「NX501」や、ソニーのリフレクタ式の2.1chスピーカー「SRS-D313PC」が目を引いた。 TDKは、フラットタイプの2chスピーカー「NX501」と、それにアンプ内蔵サブウーファを組み合わせた2.1chセット「NX701」の2モデルを展示。共に10月発売予定で、価格は「NX701」が16,000~17,000円程度、「NX501」は13,000円程度という。 また、海外メーカーではKINYOがドルビーデジタルデコーダ内蔵5.1chスピーカーセットや、2.1chスピーカーなどを出展していた。
■ソフトウェア ソフトウェアの展示も多かったが、AV関連で目に付いたのは映像編集や、DVDオーサリング/ライティング関連、そしてストリーム作成/送出ソフトなど。 ソニック・ソルーションズは、DVDオーサリングソフト「DVD it!」と併せ、今秋発売の初心者向けオーサリングソフト「My DVD」をデモ。 そのほかでは、インタービデオが映像編集ソフト「WinPRODUCER」などを、サイバーリンクは編集ソフト「PowerDirector」や、ドルビープロロジック II対応DVD再生ソフト「PowerDVD XP」などをデモしていた。 また、会場では、アプリックスの「WinCDR7.0 Ultimate DVD」や、ピナクルシステムズのビデオ編集ソフト「Pnnacle Studio Version 7」の発表会も行なわれた。
□WORLD PC EXPO 2001のホームページ (2001年9月20日) [fujiwa-y@impress.co.jp] |
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