アプリックス、WinCDR 7.0 ULTIMATE DVD用アップデータ公開

　アプリックス販売株式会社は、DVD/CDライティングソフト「WinCDR 7.0 ULTIMATE DVD」の最新アップデートプログラム(Ver.7.05)を公開した。ファイルサイズは約7.7MBで、対応OSはwindows 98/98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP。NT版アップデータは、あらかじめNT専用アップデータ(12.9MB)をインストールする必要があり、製品版のCD-ROMが要求される。

WinCDR 7.0 ULTIMATE DVD

　なおVer.7.05では、DVDビデオ作成時に、MPEG-2のファイルサイズが3GBを超えるとエラーが発生する可能性がある。この問題は後日対応予定としている。また、松下電器製のドライブ「LF-D310」をWindows 98/98 SE/Meで使用する場合、DVD-RAMドライバをインストールする前にWinCDR 7.0を導入する必要がある。

　最新バージョンでの修正は次の通り。

• Windows NT 4.0環境で動作しない問題を修正
• ツールに「VideoCD 2.0の作成」を追加
• プリギャップ/ポストギャップの設定を保存可能にした
• 音楽CD作成時にテンポラリの元データのWAVファイルが消去される問題を修正
• DVDビデオ作成時に、4.7GB以下でもエラーが発生していた問題を修正
• Windows 2000でUSB、またはIEEE 1394接続のドライブを使用時に、トラックワンスでCD-ROM XA Mode2の書き込みができない問題を修正
• 松下電器株式会社「KXL-RW10AN-S」、ティアック株式会社「CD-R56S」でCD TEXTの指定が可能だった問題を修正
• 株式会社リコー「MP9120A」(RW9120A)、ソニー株式会社「CRX75A」、同「CRX75U」、同「CRX76A」、同「CRX76U」、同「CRX10U」、ミツミ電機株式会社「CR-4805TE」、Philips「8432 CDRW」で、読み出し速度と書き込み速度をドライブの仕様にあわせて最適化した
• 株式会社メルコの「CRWSU-B1610H」使用時に認識されなかった問題を修正
• メルコ「CDRW-S4224」でEnhanced CDが読み取れなかった問題を修正
• 一部のドライブでオーディオCDをトラックワンスで書き込む場合、追記禁止になっていたのを修正
• 松下電器「UJDA340」で、アナログ録音に失敗する問題を修正
• LG Electolonics「CED-8041B」で、CD-RWメディア挿入時にWinCDRが反応しなくなる問題を修正
• Samsung「SM-304B」で、テスト後の書き込み時にエラーが発生する問題を修正
• Philips「16840 CDRW」で、転送エラー防止機能を設定可能にした
• 「Creative RW1210E」、Philips「428 CDRW」、メルコ「DVRAM-FB」での書き込みに対応

• 入力ソースにより奇数・偶数フィールドが正しく補間されるように修正。MPEG-2→MPEG-2変換時の画質が向上
• VBRでパディングが挿入されていた問題を修正
• SSEのないCPUでVBRの設定ができた問題を修正
• 8bitムービーのサムネイル画像が作成不可能だった問題を修正
• Half D1サイズの映像で16：9を指定できた問題を修正

• 2GB以上のDVDイメージ出力時に、データが壊れて出力される問題を修正
• ムービーのサムネイルが再選択時に初期化されていたのを修正
• 出力イメージが100%を超えた場合に警告メッセージが出なかった問題を修正

(2001年11月22日)

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