「TH-36DH200」は、36型のBSデジタルチューナ内蔵テレビに、80GBのAV用HDDなどを組み合わせた製品。地上波EPG機能、業界初の音声認識機能なども採用している。 HDDは80GBで、MPEG-2エンコーダ/デコーダも内蔵。「追っかけ再生」のほか、一時停止位置から再生を開始する「タイムキープ」、約7秒前から再生する「プレイバック」、最後に録画した番組をすぐに頭出し再生する「ラストプレイ」といった機能を搭載している。録画中に他の録画済の番組を再生することもできる。 アナログ放送の録画モードはXP、SP、LP、EPの4種類で、最大録画時間はそれぞれ、約14時間、約28時間、約42時間、約70時間となっている。BSデジタルのHD(ハイビジョン)放送は約7時間記録できる。 また、「地上波EPG機能」も内蔵。採用サービスは「次世代G-GUIDE方式電子番組ガイドサービス」で、運営は株式会社インタラクティブ・プログラム・ガイド。新たな特徴として、番組表画面に画像を表示できる枠が付加されている。 さらに、基本操作を音声で行なえる音声認識用「マイクリモコン」を業界で初めて同梱する。声で選局できたり、階層メニュー内の行き先を指示することができる。内蔵HDDへの録画や再生なども声で操作可能。 ブラウン管には偏向角120°の「T(タウ)フラットハイビジョン管スーパースリムチューブ」を採用。これにより、奥行きを450mmに抑えている。 高画質化回路として480iを720p(有効走査線数)に変換表示する「750pプログレッシブ回路」を搭載。また、斜め適応I-P変換により、斜め線も滑らかに表示するという。ノイズ対策には新「3次元エンハンサー」、新「NR回路」を採用し、「ノイズ感を抑えたきめ細かい画質を実現する」としている。 i.LINKを2系統搭載するほか、映像入力端子としてD4×2系統、S2映像×3系統、コンポジット×3系統を備えている。音声出力は、光デジタル出力に加え、AACデコーダを内蔵しており、アナログ5.1ch出力を1系統装備する。 本体にSDメモリーカードスロットを装備し、カードに保存したJPEGやAACの再生が可能。外形寸法は853×45×614mm(幅×奥行き×高さ)、重量は88kgとなっている。
【主な仕様】
□松下電器産業のホームページ (2001年12月13日) [orimoto@impress.co.jp] |
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