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ヤマハ、6.1ch対応エントリークラスのAVアンプ3機種 
―MPEG-AAC、ドルビープロロジック IIにも対応
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| 左からDSP-AX430、DSP-AX530、DSP-AX630 |  
 
3月10日より順次発売
標準価格:「DSP-AX630」65,000円 
     「DSP-AX530」52,000円 
     「DSP-AX430」39,000円 
 
連絡先:AV・IT事業本部 
    お客様相談センター 
    Tel.0570-01-1808
 
 
 
 ヤマハ株式会社は、エントリークラスの6.1ch対応AVアンプ「DSP-AX630」、「DSP-AX530」、「DSP-AX430」の3機種を3月10日より順次発売する。発売日は「DSP-AX630」が4月10日、「DSP-AX530」が3月20日、「DSP-AX430」が3月10日。価格はそれぞれ65,000円、52,000円、39,000円となっている。 
 
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| DSP-AX630 | 
DSP-AX530 | 
DSP-AX430 | 
  
 
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| リモコンは、3機種とも同じデザイン | 
  
 「DSP-AX630/530/430」は、2001年4月に発表された「DSP-AX620/520/420」の後継機。全機種に、同社が2001年10月に発売した上位モデル「DSP-AX3200/2200/1200(170,000円/125,000円/88,000円)」と同じ、32bit浮動小数点演算方式LSI「YSS-938」を採用している。
 これにより、MPEG-AAC、ドルビープロロジ IIにも対応したほか、5.1ch環境でのDTS-ES、ドルビーデジタルサラウンド EXといったフォーマットのファントム6.1ch再生が可能になった。さらに、DSP-AX630には、リアセンター用アンプも内蔵している。 
 パワーアンプ部は、全チャンネル同一出力の高音質ディスクリート・パワーアンプを搭載。また、フロント2chアンプには、リニアダンピング回路を採用し、「すべての周波数帯域にわたって安定した駆動力を実現した」としている。特に、DSP-AX630には、独自開発のLSI「YAC-520」を採用。0.5dBステップでの音量調整が可能なデジタルコントロールボリューム回路を実現した。さらに、電源部の強化や筐体設計を強化し、「オーディオ用に選別した高音質パーツを採用した」という。 
 また、コンポーネント入力端子をDSP-AX530とDSP-AX630に2系統装備。全機種に5.1chの外部入力端子も備えている。なお、前面入力端子は、前モデルDSP-AX620/520/420で採用された底面に張り出すデザインが廃止され、DSP-AX630のみにフロントパネルに1系統(光入力も含む)を装備する。スピーカー端子は全機種バナナプラグに対応し、DSP-AX630/530はネジ式、「AX430」のみバネ式となっている。 
 「シネマDSP」は、全機種23プログラムを内蔵。サラウンドプログラムをフロントスピーカーだけで楽しめる「バーチャル・シネマDSP」や、ヘッドホンでも楽しめる「サイレントシアター」といった仮想サラウンド機能も継承している。
  
【主な仕様】 
 
 | DSP-AX630 | DSP-AX530 | DSP-AX430 |  
| FM/AMチューナ | ○ | ○ | ○ | 
 | 定格出力 | 75W×6 | 75W×5 | 
 | 実用最大出力 | 110W×6 | 100W×5 | 
 | 周波数特性 | 10Hz~100kHz | 
 | ドルビーデジタル EX | ○ | △ (マトリクス6.1) | 
 | DTS-ES | ○ | △ (マトリクス6.1) | 
 | MPEG-2 AAC | ○ | 
 | ドルビープロロジック II | ○ | 
 | サラウンドプログラム | 23 | 
 | 付属リモコン | 大型プリセットタイプ | 
 外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 435×390×161 | 435×387×151 | 435×380×151 | 
 | 重量 | 11.5kg | 10.0kg | 
 | 【入出力端子】 |  
| 入力 | 音声 | アナログ | 7系統 | 6系統 | 6系統 |  
| 1系統(EXTERNAL DECODER、5.1ch INPUT) |  
| 光デジタル音声 | 4系統 | 3系統 | 1系統 |  
| 同軸デジタル音声 | 1系統 | 1系統 | 1系統 |  
| 映像 | コンポジット映像 | 5系統 | 4系統 | 4系統 |  
| S映像 | 5系統 | 3系統 | - |  
| コンポーネントビデオ | 2系統 | 2系統 | - |  
| 出力 | 
REC OUT | アナログ | 3系統 | 2系統 | 2系統 |  
| 光デジタル音声 | 1系統 | 1系統 | - |  
| コンポジット映像 | 2系統 | 1系統 | 1系統 |  
| S映像 | 2系統 | 1系統 | - |  
| MONITOR OUT | コンポジット映像 | 1系統 | 1系統 | 1系統 |  
| S映像 | 1系統 | 1系統 | - |  
| コンポーネントビデオ | 1系統 | 1系統 | - |  
| 発売日 | 4月10日 | 3月20日 | 3月10日 |  
| 価格 | 65,000円 | 52,000円 | 39,000円 | 
  
□ヤマハのホームページ 
http://www.yamaha.co.jp/ 
□ニュースリリース 
http://www.yamaha.co.jp/news/02020701.html 
□関連記事 
【2001年8月31日】ヤマハ、DTS-ESなど最新フォーマットに対応した6chAVアンプ 
 ―ドルビープロロジック II、AACデコーダも同社で初めて内蔵 
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010831/yamaha1.htm 
【2001年4月9日】ヤマハ、上位機種と同じLSIを搭載したAVアンプ3機種 
 -全モデル、ヘッドホン仮想5.1ch「サイレントシアター」を搭載  
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010409/yamaha1.htm 
 
(2002年2月7日) 
 [furukawa@impress.co.jp]
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