ビクター、MPEG-4エンコードや無線送信が可能な業務用DVカメラ
―CFカードへの保存やインターネットへの再配信が可能


3月27日発売

標準価格:398,000円

連絡先:東京お客様ご相談センター
    Tel.03-5684-9311



 日本ビクター株式会社は、オプションのネットワークボード「KA-DV300」と組み合わせることで、MPEG-4映像のリアルタイムエンコードや配信が行なえる3板式DVカメラ「GY-DV300」を3月27日に発売する。価格は398,000円。KA-DV300も12万円で同日に発売する。

 GY-DV300は、1/3型有効38万画素CCDを3枚搭載した業務用のDVカメラ。MiniDVフォーマットを採用し、光学14倍のズームレンズを備えている。外形寸法は120×357×159mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.4kg(本体のみ)。画像処理機能としては、新開発の12ビットDSPや、低照度撮影モード「LOLUXシステム」を採用する。

 液晶モニタは2.5型、ビューファインダは0.44型。そのほか、フルオートシューティング機能や、2端子のXLR外部マイクを装備。水平解像度は650本以上としている。

 最大の特徴は、オプションのKA-DV300と組み合わせることでデジタルコンポーネント信号をMPEG-4にリアルタイムエンコードできるようになること。生成されたMPEG-4はKA-DV300のPCカードスロットを経由し、無線LAN(IEEE 802.11b)、または10BASE-Tで外部に送信できる。

 また、CFカードにASF形式で保存することもでき、保存した映像はGY-DV300の液晶モニタでプレビューが可能。MPEG-4の解像度はCIF(320×240ドット)で、フレームレートは15fps。なお、音声記録はG.726となっている。

 KA-DV300に同梱されるソフトウェア「Streamproducer」は、無線/有線LANで送られてくるストリーミング映像をキャプチャするソフト。キャプチャだけでなく、インターネット上への再配信も行なえる。

主な仕様
撮像素子1/3型有効38万画素CCD×3
レンズF1.6、光学14倍ズームレンズ
カラー方式NTSC
光学フィルタ1/32NDフィルタ内蔵
感度F11、2,000lx
水平解像度650本以上
電子シャッター1/100、1/250、1/500、1/1,000、1/2,000、バリアブル(ALC)
外形寸法120×357×159mm(幅×奥行き×高さ)
重量1.4kg

□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/products/pro/GY-DV300.html
□関連記事
【2001年11月21日】【EZ】塗り替えられる業界縮図 Inter BEE 2001レポート
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011121/zooma36.htm
【2001年11月14日】業務用放送・オーディオ機器展「Inter BEE 2001」が開幕
―ビクターがリアルタイムMPEG-4出力DVカメラを参考出品
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011114/interbee.htm

(2002年3月22日)

[orimoto@impress.co.jp]

I
◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】

00
00  AV Watchホームページ  00
00

ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.