東芝、衛星ダウンロードで110度CS対応予定のワイドテレビ
―50V/42Vのプラズマテレビと36/32/28型CRT


50P2700
5月16日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:映像ネットワーク事業部
    Tel.03-3457-8344



 株式会社東芝は、110度CSデジタル放送に衛星ダウンロードで対応予定のプラズマテレビ「50P2700」と「42P2700」を5月19日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ110万円前後、80万円前後になる見込み。衛星ダウンロードは9月を予定している。

 同時に、BSデジタルハイビジョンテレビ「36D2700」、「32D2700」、「28D2700」の3機種も発表。こちらも衛星ダウンロードで110度CSデジタル放送が視聴可能になる。すべてオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ30万円前後、25万円前後、20万円前後になると見られる。


■ 50/42P2700

 2001年11月発売のBSデジタルチューナ内蔵テレビ「50P2500」と「42P2500」の後継機種。それぞれ50V型と42V型のプラズマディスプレイパネルを採用している。110度CSデジタルへの対応以外に機能的な変更点はなく、デザインもほぼ同じ。映像処理回路も同じ物を使用しているという。

 ディスプレイパネルには、発光セルを仕切って強い放電を実現した「セル隔壁構造」を採用。これにより、42P2700は業界トップクラスの400cd/m2を実現したという。また、外光の映りこみを抑えて黒を引き締める「ブラックストライプ」や、不要な発光色をカットするという「3原色カラーフィルター」も引き続き採用している。

 映像処理回路として、独自のBSデジタル受信用に開発した広帯域映像処理/グラフィックス用LSIを採用。入力端子にはi.LINK、D4入力を搭載している。また、SDメモリーカードとスマートメディアのスロットを備えており、デジタルカメラで撮影した画像を画面に表示できる。

 なお、すでに発表済みの35V型プラズマテレビ「35P2700」(5月16日発売)も9月予定の衛星ダウンロードサービスで110度CSデジタル放送に対応する。


■ 36/32/28D2700

36D2700
 ワイド36型、ワイド32型、ワイド28型のCRTを採用したBSデジタルチューナ内蔵テレビ。2001年9月に発売された「D2500」シリーズの後継機で、110度CSデジタル放送への対応以外、仕様やデザインに主だった変更はない。

 ブラウン管には、画面周辺部における電子ビームの絞り込みを改善したという独自の「ファインビームブラウン管」を採用(28D2700以外)。また、プラズマテレビと同様に広帯域映像処理/グラフィックス用LSIを搭載するほか、i.LINK、D4入力を搭載する。SDメモリーカードスロットやスマートメディアスロットも備えている。

□東芝のホームページ
(5月7日現在、これらの製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.toshiba.co.jp/
□関連記事
【2月19日】東芝、業界初のBSデジタル内蔵35V型プラズマTV
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【2001年8月7日】東芝、SD/スマートメディアスロット搭載BSデジタル内蔵TV
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010807/toshiba.htm

(2002年5月7日)

[orimoto@impress.co.jp]

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