2001年11月に発表されたGMA-4020Bは、当初は1月から順次出荷を開始する予定だったが、5月にずれ込んだ。なお、月産計画台数は10万台で変更されていない。同社ブランドでの発売は当面予定されておらず、OEM出荷のみとなる。 GMA-4020Bは、DVDフォーラムが承認したDVD記録フォーマット「DVD-RAM」、「DVD-R for General Ver 2.0」、「DVD-RW」の書き込み、読み込みに対応したドライブ。さらに、CD-Rの書き込みと、CD-RWの書き換えもサポートし、独自開発のバッファアンダーラン防止機構も搭載している。 DVD系と、CD系でそれぞれ専用のレーザー、ディテクタを搭載し、新たに高集積・高効率な光ヘッドと、DSPを開発。チップ数と消費電力を削減することにより、ファンレス構造を実現している。内部制御には32ビットRISCと、リアルタイムOSが採用されている。 DVDの書き込み速度は、DVD-RAMが2倍速(4.7GBメディア時)、DVD-RWが標準速、DVD-Rが2倍速、CD-Rが12倍速、CD-RWが8倍速となっている。 OEM供給先については明らかにされていないが、スペックを見る限り5月10日発表のNECの「VALUESTAR T」に採用されたドライブが該当すると思われる。
□日立エルジーデータストレージ設立のニュースリリース (2002年5月27日)
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